中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
財務・会計 問8
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成29年度(2017年) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
単純総合原価計算を採用しているA工場の以下の資料に基づき、平均法により計算された月末仕掛品原価として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、材料は工程の始点ですべて投入されている。
- 500千円
- 680千円
- 700千円
- 800千円
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この過去問の解説 (2件)
01
材料費単価
=(200千円+1,000千円)÷(200個+800個)
=1,200÷1,000
=1.2千円
月末仕掛品材料費
=1.2千円×400個
=480千円
加工費単価
=(100千円+700千円)÷(100個+700個)
=1千円
月末仕掛品加工費
=1千円×400個×50%
=200千円
よって正解は2:680千円です。
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02
月末仕掛品材料費と月末仕掛品加工費のそれぞれを求める必要があります。
・月末仕掛品材料費
平均法を採用しますので
(月初仕掛品直接材料費+当月投入直接材料費)÷(月初仕掛品+当月投入)
=(200千円+1000千円)÷(200個+800個)
=1.2千円
1.2千円×400個=480千円
・月末仕掛品加工費
(月初仕掛品加工費+当月投入加工費)÷(月初仕掛品(進捗途中から)+当月投入(進捗まで))
=(100千円+700千円)÷(200個×0.5+(200個×0.5)+800個ー(400 個×0.5))
1千円×400個×0.5=200千円
月末仕掛品原価=480千円+200千円=680千円
不適切です。
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不適切です。
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