中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
中小企業経営・中小企業政策 問9
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成29年度(2017年) 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
小規模企業の特徴として、法人化していない個人事業者が多いことが指摘できる。総務省「2014年経済センサス安基礎調査」に基づくと、わが国企業数(非一次産業)の約( A )%を占める小規模企業のうち、約( B )割は個人事業者である。これに対して中規模企業における個人事業者の占める割合は約( C )割である。
同様に、常用雇用者のいない小規模企業が多いことも特徴であり、中規模企業と比べても規模の小ささが際立っている。
なお、ここでは企業数は会社数と個人事業者数の合計とする。中規模企業とは小規模企業を除く中小企業である。企業規模区分は中小企業基本法に準ずるものとする。
(設問)
文中の空欄A〜Cに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
小規模企業の特徴として、法人化していない個人事業者が多いことが指摘できる。総務省「2014年経済センサス安基礎調査」に基づくと、わが国企業数(非一次産業)の約( A )%を占める小規模企業のうち、約( B )割は個人事業者である。これに対して中規模企業における個人事業者の占める割合は約( C )割である。
同様に、常用雇用者のいない小規模企業が多いことも特徴であり、中規模企業と比べても規模の小ささが際立っている。
なお、ここでは企業数は会社数と個人事業者数の合計とする。中規模企業とは小規模企業を除く中小企業である。企業規模区分は中小企業基本法に準ずるものとする。
(設問)
文中の空欄A〜Cに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- A:70 B:6 C:2
- A:70 B:7 C:4
- A:85 B:6 C:2
- A:85 B:7 C:4
- A:90 B:6 C:2
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この過去問の解説 (2件)
01
・上記のうち個人事業者は約6割です。
・中規模企業における個人事業者の割合は約2割です。
以上より項番3が正解となります。
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02
個人事業者についての問題です。
本問では小規模企業と中規模企業の個人事業者の割合について出題されています。
2016年小規模事業白書の第1-1-19図によると小規模企業が非一次産業で占めている割合は、85.1%と確認できます。
同白書の第1-1-26図、27図から、個人事業者が占める割合は、小規模企業では60.7%であり、中規模企業は20.8%と読み取れます。
正しい選択肢の組み合わせは A:85 B:6 C:2 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本問の参考とした図をさらにみると、全従業者数では小規模事業者が全体の23.5%、中規模事業者46.6%、両者を合わせると70.1%にも上ります。
事業者数では両者の合計が99.7%であるため、小規模企業と中規模企業は我が国を支えていることが読み取れる資料です。
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