中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
財務・会計 問12

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成30年度(2018年) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

当社の当期の損益計算書は、以下のとおりであった。下記の設問に答えよ。

    損益計算書
売上高  240,000千円(販売価格200円×販売数量1,200千個)
変動費   96,000 (1個当たり変動費80円×販売数量1,200千個)
貢献利益 144,000千円
固定費  104,000
営業利益  40,000千円

次期の利益計画において、固定費を2,000千円削減するとともに、販売価格を190円に引き下げる案が検討されている。また、この案が実施されると、販売数量は1,400千個に増加することが予想される。次期の予想営業利益として、最も適切なものはどれか。なお、他の条件は一定であるものとする。
  • 52,000千円
  • 57,600千円
  • 68,000千円
  • 72,800千円

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この過去問の解説 (2件)

01

1が適切です。
売上高 266,000千円(@190円×1400個)
変動費 112,000千円(@80円×1400個)
固定費 102,000千円(104,000-2,000)

売上高ー変動費ー固定費=営業利益(52,000千円)

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02

次期の予想営業利益を計算する問題です。

問題文の条件に従い各項目の数値を計算します。

予想売上高 = 190円 × 1,400千個 = 266,000千円

変動費 = 80円 × 1400千個 = 112,000千円

固定費 = 104,000千円 - 2,000千円 = 102,000千円

以上から次期の予想営業利益を計算します。

266,000千円 - 112,000千円 - 102,000千円 = 52,000千円

次期の予想営業利益は 52,000千円 です。

選択肢1. 52,000千円

本選択肢が正解です。

選択肢2. 57,600千円
  • 次期の予想営業利益は52,000千円のため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. 68,000千円

次期の予想営業利益は52,000千円のため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. 72,800千円

次期の予想営業利益は52,000千円のため、本選択肢は不正解です。

まとめ

損益分岐点分析に関する問題は頻出のため対策は必須です。

その応用として次期の利益を計算する問題にも対応できるように学習しておきましょう。

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