中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
企業経営理論 問35
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 平成30年度(2018年) 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
価格に対する消費者の反応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 2つの価格帯を用意した場合と、それらにさらなる高価格帯を追加し3つの価格帯を用意した場合のいずれにおいても、金銭的コストが最小となる低価格帯の商品が選択されやすい。
- 健康効果が期待される菓子について、一般的に価格が高いとされる健康食品として購入者が認識する場合のほうが、嗜好品として認識する場合よりも高い価格帯で受容されやすい。
- 消費者は、切りの良い価格よりも若干低い価格に対して反応しやすい。これをイメージ・プライシングと呼ぶ。
- マンションを購入した人は、家具や家電品をあわせて購入することが多い。高額商品を購入した直後の消費者は、一般的に、支出に対して敏感になり、値頃感のある商品を求めやすいことが心理的財布という考えで示されている。
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この過去問の解説 (2件)
01
1→3つの価格帯の場合、最小となる低価格帯ではなく、真ん中の価格帯が選ばれやすくなります。よって誤りです。
2→嗜好品とは接種時の味覚や嗅覚の高揚感を楽しむものです。健康食品の効果を期待して購入するほうが価格への抵抗感が低く高い価格帯で受容されます。よって正解です。
3→398円といった切りの良い数字より若干低く、端数で設定される価格を端数価格といいます。イメージ・プライシングは高級ブランドなどでイメージを高めるために高価格に設定する戦略です。よって誤りです。
4→一般的に高額商品を購入した直後は支出に対して鈍感になるため、値ごろ感のある商品を求めやすくなるとは言えません。よって誤りです。
心理的財布とは、購入する商品ごとに心理的に複数の財布を持っているという考え方です。
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02
価格に対する消費者の反応に関する問題です。
不適切です。3つの価格帯の場合は、真ん中の価格を選択する可能性が高まります。これを松竹梅の法則と言います。
適切です。
不適切です。端数価格の説明です。
不適切です。高額な商品を購入する際には支出価格に対して感覚が鈍くなります。
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