中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
運営管理 問18
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成30年度(2018年) 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
ある製品についての毎期の需要が下表のように予測されている。製品の発注費が 1 回当たり4,000円、保管費が 1 個 1 期当たり20円のもとで、発注費と保管費の総和である総費用を最小化する最適発注計画を考えたい。ただし、製品は、期首に発注し即時に納入される。従って、最適発注計画では、発注は期首在庫量が 0 である期に限られ、発注量はその後の需要量の何期分かになる。また、保管費は、当期に納入された製品の中で、翌期以降に持ち越した量にだけ発生するものとする。
発注計画を各期首に発注された製品量の組によって表すとき、発注計画(260,0,0)の総費用として、最も適切なものはどれか。
ある製品についての毎期の需要が下表のように予測されている。製品の発注費が 1 回当たり4,000円、保管費が 1 個 1 期当たり20円のもとで、発注費と保管費の総和である総費用を最小化する最適発注計画を考えたい。ただし、製品は、期首に発注し即時に納入される。従って、最適発注計画では、発注は期首在庫量が 0 である期に限られ、発注量はその後の需要量の何期分かになる。また、保管費は、当期に納入された製品の中で、翌期以降に持ち越した量にだけ発生するものとする。
発注計画を各期首に発注された製品量の組によって表すとき、発注計画(260,0,0)の総費用として、最も適切なものはどれか。
- 10,000円
- 10,400円
- 11,600円
- 12,000円
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この過去問の解説 (2件)
01
発注費は第1期の1回のみなので、4,000円となります。
保管費は、まず保管費の発生する個数を求めます。
第1期から2期は、発注260個-予測需要量80個=180個。
第2期から3期は、残り180個-予測需要量60個=120個。
第3期は残り120個-予測需要量120個=0個
よって、180個+120個=300個に保管費用が発生するため、
保管費は300個×20円=6,000円となります。
よって総費用は、発注費4,000円+保管費6,000円=10,000円となります。
1→正解です。
2→上記より、誤りです。
3→上記より、誤りです。
4→上記より、誤りです。
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02
【基礎知識】
ある意味算数の問題です。ただ、設問内容がわかりにくい部分がありますので、演習を重ねてなれるようにしていく必要があります。
発注計画(260,0,0)とは、第1期に第3期までのすべての需要量260個を発注する方式になります。
つまり、発注回数は1回になります。つまり、発注費は4,000円となります。
次に保管費は翌期に持ち越した分のみにかかってきます。
第2期にずれ込む分 260-80 =180 180×20円=3,600円
第3期にずれ込む分 180-60 =120 120×20円=2,400円
よって、4,000円(発注費)+3,600円+2,400円=10,000円 となります。
正解です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
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