中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
経営情報システム 問13
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成30年度(2018年) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
検索エンジンによる情報収集では、「フィルターバブル」と呼ばれる弊害も指摘されている。フィルターバブルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 虚偽の情報から作られたニュースがまん延することで、利用者の正しい判断を阻害することが懸念されている。
- 検索結果の記事に広告を自然に溶け込ませて提示するために、利用者の情報収集が妨げられることが懸念されている。
- 不自然な外部リンクを増やすなどして検索結果の表示順序を意図的に操作できるために、必要な情報にたどり着くことが困難になることが懸念されている。
- 利用者の過去の検索履歴などに応じた情報を優先的に提示する傾向があるために、利用者の目に触れる情報に偏りの生じることが懸念されている。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.誤った記述となります。選択肢はステルスマーケティングに関する記述であり、適切ではありません。
3.誤った記述となります。選択肢はブラックハットSEOに関する記述となります。ブラックハットSEOとは、悪質な方法を用いて検索結果ページの上位に表示させる技術のことを言います。
4.正しい記述です。選択肢はフィルターバブルに関する記述となります。
よって、正答は4となります。
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02
フィルターバブルとは、「アルゴリズムがネット利用者個人の検索履歴やクリック履歴を分析し学習することで、個々のユーザーにとっては望むと望まざるとにかかわらず見たい情報が優先的に表示され、利用者の観点に合わない情報からは隔離され、自身の考え方や価値観の「バブル(泡)」の中に孤立するという情報環境を指す」と定義されています。
(出所:総務省ホームページ)
フェイクニュースの説明です。
ステルスマーケティング(ステマ)の説明です。
ブラックハットSEOの説明です。
本選択肢は用語の馴染みは薄いと思われますので、下記リンクをご参照下さい。
ferret「ブラックハットSEOとホワイトハットSEO」
(https://ferret-plus.com/curriculums/1924)
正解の選択肢となります。
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