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中小企業診断士の過去問 平成30年度(2018年) 経営情報システム 問15

問題

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売り手と買い手間の受発注処理などで、EDI(Electronic Data Interchange)を利用することが少なくない。EDIの情報伝達規約に関する記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
シンタックスルールや標準メッセージのフォーマットに関する取り決めを行う。
   2 .
通信暗号化や障害時の対応など、セキュリティ面に関する取り決めを行う。
   3 .
メッセージ送受信のタイミングなど、システム運用に関する取り決めを行う。
   4 .
メッセージを送受信するための通信プロトコルに関する取り決めを行う。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成30年度(2018年) 問15 )
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この過去問の解説 (2件)

7
EDIとは、異なる組織間での取引の際、ネットワーク経由で発注書や請求書などのビジネス文書を電子的にやり取りすることを言います。

EDIには大きく4つの規約があり、レベル1「情報伝達規約」、レベル2「情報表現規約」、レベル3「業務運用規約」、レベル4「取引基本規約」という4つの階層に分けられます。

1.シンタックスルールや標準メッセージのフォーマットに関する取り決めは、情報表現規約となります。

2.セキュリティ面に関する取り決めは、業務やシステム運用に関する取り決めに該当するため業務運用規約となります。

3.システムの運用に関する取り決めは、業務運用規約となります。

4.正しい記述となります。記述内容は情報伝達規約に関する記述となります。

したがって、正答は4となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

EDIとは、従来紙ベースでやり取りされていたデータ交換を電磁的に行うものです。具体的には、メーカーが小売店に出荷通知を行う際に、従来はFAXでデータを送信したり、納品書を商品に同梱したりしていましたが、それを電子データに置き換えることを指します。小売店側は、端末上で入荷内容を把握することが出来ます。請求書の送付も、FAXや郵便ではなくEDIに置き換えられています。事前にどのような商品が幾ら届くのかを把握することができるため、前もって売場の準備が出来る等のメリットがあります。

そのEDIには4つの規約があり、そのレベル(階層)と説明とが整合しているかが本問では問われています。与件文ではレベル1に関する記述が問われていますが、漢字が多く覚えにくいため青字でハイライトした部分だけ覚えれば対応可能と思われます。

レベル1「情報伝達規約」:情報伝達のための取り決め

レベル2「情報表現規約」:データの項目や構造などフォーマットの取り決め

レベル3「業務運用規約」:送信する内容、システム運用などの取り決め

レベル4「取引基本規約」:支払方法など、取引に関する取り決め

選択肢1. シンタックスルールや標準メッセージのフォーマットに関する取り決めを行う。

レベル2の内容です。

選択肢2. 通信暗号化や障害時の対応など、セキュリティ面に関する取り決めを行う。

どのレベルにも該当しない内容です。

選択肢3. メッセージ送受信のタイミングなど、システム運用に関する取り決めを行う。

レベル3の内容です。

選択肢4. メッセージを送受信するための通信プロトコルに関する取り決めを行う。

正解の選択肢となります。

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