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中小企業診断士の過去問 令和元年度(2019年) 経済学・経済政策 問24

問題

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規模に関する収穫一定を想定するとき、経済学では、この性質を満たすものとして以下のようなコブ = ダグラス型生産関数をしばしば利用する。この生産関数に関する記述として、最も適切なものを選択肢の中から選べ。
問題文の画像
   1 .
1 − α は、労働分配率を意味する。
   2 .
資本投入量と労働投入量がいずれも 2 倍になると、生産量も 2 倍になる。
   3 .
労働投入量が増加すると、労働と資本の代替の弾力性は逓減する。
   4 .
労働の成長率と資本の成長率の和は、「全要素生産性」と呼ばれる。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 令和元年度(2019年) 問24 )
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この過去問の解説 (2件)

1
正解は2です。

生産関数に関する問題です。

各選択肢については、以下の通りです。

1→この式は資本分配率になります。

2→適切です。

3→代替の弾力性は低減せず1になります。

4→数式のAが全要素生産性となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

生産関数に関する問題です。生産関数とは、経済成長の理論を資本、労働力、イノベーションの各要素を用いて説明しようとするもので、人と資本を相互に投入することで生産拡大させることを説明する理論です。

コブ = ダグラス型生産関数の計算式は問題に与えられている通りですが、この内容に沿って選択肢の内容を検討します。

選択肢1. 1 − α は、労働分配率を意味する。

労働分配率は労働投入量に関する係数です。したがって本問では「a」になりますので誤りです。

選択肢2. 資本投入量と労働投入量がいずれも 2 倍になると、生産量も 2 倍になる。

正解です。

選択肢3. 労働投入量が増加すると、労働と資本の代替の弾力性は逓減する。

コブ=ダグラス型生産関数における労働と資本の代替の弾力性は1とされています。

したがって誤りです。

選択肢4. 労働の成長率と資本の成長率の和は、「全要素生産性」と呼ばれる。

コブ=ダグラス型生産関数の計算式のうち、「A」(技術水準)の部分が全要素生産性とされていますので、誤りです。

まとめ

生産関数に関する問題でした。計算式の内容を覚えておきましょう。

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