中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
運営管理 問7
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和2年度(2020年) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
ある製品の生産の流れは、部品倉庫に保管された部品が第1工程に運ばれて切削をされ、その後、第2工程に運ばれて穴あけをされ、製品倉庫に運ばれる。各工程の後では、質の検査が行われる。
この生産の流れに対して製品工程分析を行った場合の工程図として、最も適切なものはどれか。
この生産の流れに対して製品工程分析を行った場合の工程図として、最も適切なものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)
01
工程図に関する出題です。
本問では、倉庫に「貯蔵▽」された部品が第1工程に「運搬○(小)」され、「加工○」され、「品質検査◇」され、第2工程に「運搬○(小)」されて「加工○」をされ「品質検査◇」されたのち製品倉庫に「運搬○(小)」され「貯蔵▽」される。という流れです。
よって、選択肢1が正答となります。
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02
製品工程分析の基本図記号(工程記号)に関する出題です。
「基本図記号(工程記号)」は生産対象物に変化を与える要素工程を図示するために用いられる記号のことで、「加工」「運搬」「貯蔵」「滞留」「数量検査」「品質検査」に分類されます。
各記号の意味は
「加工」 ・・・ ○ で表されます
「運搬」 ・・・ ○(小) で表されます。
「貯蔵」 ・・・ ▽ で表されます。
「滞留」 ・・・ D で表されます。
「数量検査」 ・・・ □ で表されます。
「品質検査」 ・・・ ◇ で表されます。
問題文に沿って記号を振っていくと
①部品倉庫に保管された部品 ▽
②第一工程に運ばれて ○(小)
③切削をされ ○ → ※◇
④第二工程に運ばれて ○(小)
⑤穴あけをされ ○ → ※◇
⑥製品倉庫に運ばれる ○(小)
⑦(その後、貯蔵されると考えられる) ▽
※各工程の後では、質の検査が行われる ◇
よって、選択肢1.が正答となります。
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03
製品工程分析を行った場合の工程図が問われています。基本的な記号が分かれば正答できる内容です。
与件文に記述されている生産の流れと、対応する記号は以下のとおりです。
✅部品が倉庫に保管されている(▽)
✅部品が第1工程に運ばれる(小さな〇)
✅切削される(大きな〇)
✅質の検査が行われる(♢) ※与件文に「各工程の後では、質の検査が行われる」という記述があります
✅第2工程に運ばれる(小さな〇)
✅穴あけをされる(大きな〇)
✅質の検査が行われる(♢) ※与件文に「各工程の後では、質の検査が行われる」という記述があります
✅製品倉庫に運ばれる(小さな〇)
✅部品が倉庫に保管されている(▽) ※与件文に記述はありませんが、工程図では貯蔵されていることになっています
正解の選択肢となります。
不適切な選択肢です。
なお、□は「数量」検査の記号です。
不適切な選択肢です。
本選択肢では、「運搬」(小さな〇)が記載されていません。
不適切な選択肢です。
本選択肢では、「運搬」(小さな〇)が記載されていません。また、□は「数量」検査の記号です。
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