中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
運営管理 問39
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和2年度(2020年) 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
GS1事業者コードおよびJANコード(GTIN)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- JANコードには、標準タイプ(13桁)と短縮タイプ(11桁)の2つの種類がある。
- JANコードは「どの事業者の、どの商品か」を表す、日本国内のみで通用する商品識別番号である。
- JANコード標準タイプ(GTIN-13)は、①GS1事業者コード、②商品アイテムコード、③チェックデジットで構成されている。
- 集合包装用商品コード(GTIN-14)は、JANコード標準タイプ(GTIN-13)の先頭に数字の0~9、またはアルファベット小文字のa~zのいずれかのコードを、インジケータとして1桁追加し、集合包装の入数や荷姿などを表現できるようにしたコードである。
- 商品アイテム数が増えてコードが足りなくなったときは、JANコードの重複が発生したとしても、GS1事業者コードの追加登録申請は認められていない。
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この過去問の解説 (3件)
01
GS1事業者コードおよびJANコード(GTIN)に関する問題です。
不適切です。
JANコードには、標準タイプ(13桁)と短縮タイプ(8桁)の2つの種類があります。
不適切です。
JANコードは、国際標準の識別コードです。
適切です。
JANコード標準タイプ(GTIN-13)は、①GS1事業者コード、②商品アイテムコード、③チェックデジットで構成されています。
不適切です。
集合包装用商品コード(GTIN-14)の1桁目は、インジケータとして1~8の数字を使用します。
不適切です。
GS1事業者コードの追加登録申請は認められています。
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02
正解は3.です。
1. は誤りです。JANコード標準タイプは13桁ですが、JANコード短縮タイプは8桁です。
2. は誤りです。JANは「どの事業者の、どの商品か」を表す商品識別番号で、日本の事業者、商品を対象としていますが、国際的に共用できる商品識別番号(EANコード)の一部であり、日本国外でも利用可能です。
3. は正しいです。JANコード標準タイプ(GTIN-13)は、①GS1事業者コード、②商品アイテムコード、③チェックデジットで構成されています。
4. は誤りです。集合包装用商品コード(GTIN-14)は、JANコード標準タイプ(GTIN-13)の先頭に数字の0~8 をインジケータとして1桁追加し、集合包装の入数や荷姿などを表現できるようにしたコードです。 インジケータにアルファベットを指定することはできません。
5. は誤りです。商品アイテムコードが不足する場合は、GS1事業者コードを追加することで対応可能です。
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03
GS1事業者コードおよびJANコード(GTIN)に関する問題です。
JANコードの短縮タイプは8桁です。
JANコードは「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界中で通用する商品識別番号です。
正解の選択肢となります。
集合包装用商品コード(GTIN-14)は、JANコード標準タイプ(GTIN-13)の先頭1桁に数字の1~8を附番し、最後の1桁にチェックデジットを追加して14桁にしたコードです。
商品アイテム数が増えてコードが足りなくなったときは、GS1事業者コードの追加登録申請が認められています。そのため、JANコードの重複を発生させることはできません。
JANコードは1つのコードに1つの商品しか登録できません。飲料や衣料品をイメージしていただくと分かりやすいですが、同じ商品でも複数のサイズや容量、色などがある場合、サイズや容量、色ごとに別々のJANコードを設定しなければなりません。
また、既存の商品をリニューアルする場合、既存の商品とサイズや容量、カラーが変わらなくても新たなJANコードを別々に設定しなければなりません。
【補足】
GS1事業者コードおよびJANコード(GTIN)は、ほぼ毎年出題される頻出論点です。内容的に覚えにくいですが、過去問題で問われている論点はある程度限られているため、過去問題を繰り返し復習して理解できるようにしておきましょう。
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