中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
運営管理 問40

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和2年度(2020年) 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

バーコードが普及し、その利便性が世界的に認識される一方で、商品コード以外にも表示文字やその種類を増やすことで、Webと連動した商品情報提供の実現などのニーズに対応するため、従来の1次元シンボルのJANコードに加えて2次元シンボルのGS1QRコードが利用されている。
GS1 QRコードに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  GS1のデータキャリア標準として認められている2次元シンボルは、GS1 QRコードのみである。
b  1つのシンボルで比較すればGS1 QRコードの方がJANコードより情報量は大きいが、JANコードを複数表示することが可能であれば、GS1 QRコードと同様に商品情報サイトへの誘導も可能である。
c  GS1 QRコードを活用すれば、同じブランドや同じメーカーのキャンペーンであっても、消費者を商品個別のサイトに誘導することが可能である。
  • a:正 b:正 c:正
  • a:正 b:正 c:誤
  • a:正 b:誤 c:誤
  • a:誤 b:正 c:正
  • a:誤 b:誤 c:正

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5.です。


aは誤りです。GS1のデータキャリア標準として認められている2次元シンボルは、GS1 QRコードのほかに、GS1データマトリックス、GS1データバー合成シンボル があります。

bは誤りです。JANコードを複数表示させても、商品情報サイトへの誘導はできません。

cは正しいです。GS1 QRコードはGS1識別コードと属性情報を組み込むことができ、商品個別のサイトに誘導することが可能です。

よって .a:誤 b:誤 c:正 となり選択肢5.が正解です。

参考になった数8

02

a.誤りです。GS1のデータキャリア標準として認められている2次元シンボルは、GS1 QRコードだけでなく、GS1データマトリックスなどがあります。

b.誤りです。JANコードを複数表示させても、QRコードのように商品情報サイトへの誘導はできません。

c.正しいです。QRコードでは、同じブランドや同じメーカーのキャンペーンであっても、消費者を商品個別のサイトに誘導することが可能です。

選択肢1. a:正 b:正 c:正

上記説明より、「a:誤 b:誤 c:正」となります。

選択肢2. a:正 b:正 c:誤

上記説明より、「a:誤 b:誤 c:正」となります。

選択肢3. a:正 b:誤 c:誤

上記説明より、「a:誤 b:誤 c:正」となります。

選択肢4. a:誤 b:正 c:正

上記説明より、「a:誤 b:誤 c:正」となります。

選択肢5. a:誤 b:誤 c:正

正解です。

参考になった数3

03

GS1 QRコードに関する問題です。

 

以下に、誤りの解答群のみ解説します。

a.GS1のデータキャリア標準として認められている2次元シンボルは、GS1 QRコードのみである。

→2次元シンボルには、GS1 QRコードとGS1データマトリックスの2種類があります

b.JANコードを複数表示することが可能であっても、GS1 QRコードと同様に商品情報サイトへの誘導はできません

 

本問では、QRコードの他にJANコードが問われている解答群bもありますが、解答群bについては日頃目にする機会も多いJANコードの用途から、解答群aについては「GS1 QRコードのみである」という表現に違和感を感じることができれば、ある程度の選択肢の絞り込みは可能です。

選択肢1. a:正 b:正 c:正

不適切な選択肢です。

選択肢2. a:正 b:正 c:誤

不適切な選択肢です。

選択肢3. a:正 b:誤 c:誤

不適切な選択肢です。

選択肢4. a:誤 b:正 c:正

不適切な選択肢です。

選択肢5. a:誤 b:誤 c:正

正解の選択肢となります。

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