中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
財務・会計 問1
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和3年度(2021年) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
得意先への商品販売時に、10日以内に代金を支払えば2%の支払いを免除するという条件をつけた。その売掛金200,000円を販売から9日目に回収するにあたり、条件を適用した金額を小切手で受け取った。
この取引を仕訳するとき、以下の( )に入る語句として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
( 借 )現金 196,000 ( 貸 )売掛金 200,000
売上( ) 4,000
この取引を仕訳するとき、以下の( )に入る語句として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
( 借 )現金 196,000 ( 貸 )売掛金 200,000
売上( ) 4,000
- 控除
- 値引
- 割引
- 割戻
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この過去問の解説 (3件)
01
早く支払われた場合の割引の仕訳についての出題です。
1 間違い
控除は売上の値引き、割引などのことです。
2 間違い
値引きは、販売後に不良品や不足があった場合に掛け金を引くことです。
3 正しい
割引は、債券を早期回収した際に掛代金を減額することです。
4 間違い
割戻は、一定期間に金額もしくは数量で多くの購入量があった際に、掛代金より支払われます。
よって、正解は3
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02
【基礎知識】
売上において、何らかの事情でディスカウントした場合、以下の項目が用いられます。通常使っているニュアンスと異なりますので、ご注意ください。
売上値引 取引先に安い価格で提供すること
売上割戻 商品の大量購入などの条件に応じて商品を安く提供すること
売上割引 売掛金を期日前に受け取った場合、金利相当分を安くすること
内容をお読みいただくと、売上割引だけ少し内容が異なるのがお分かりいただけると思います。これだけ金利の話が入っています。よって、会計処理としては売上割引だけ、営業外費用に計上されます。そして、その他の2つについては、売上を減額させますので、売上値引、売上割戻のことを売上控除といいます。
【選択肢評価】
売掛金の早期回収による金利分の減額になりますので、売上割引となります。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
正解です。
上記説明より、不適切です。
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03
条件付きの代金支払いの仕訳に関する問題です。
不適切です。
売上控除は、売り上げた金額から控除する項目があった場合の控除項目のことです。
不適切です。
売上値引は、売り上げた商品のうち、品質不良や破損等により値引きをすることです。
適切です。
売上割引は、売掛金のうち早く現金を回収できた場合に割り引く金額のことです。
不適切です。
売上割戻は、あらかじめ決めておいた量を購入された場合に、その一部を戻すことです。
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