中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
財務・会計 問5
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和4年度(2022年) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
貸借対照表における無形固定資産に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 受注制作のソフトウェアについても償却を行う。
- 人的資産は無形固定資産に含まれる。
- のれんは減損処理の対象となる。
- 無形固定資産の償却には定額法と定率法がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
無形固定資産に関する問題です。
会計処理の仕方にルールがありますのでしっかり確認しましょう。
受注制作のソフトウェアは、引渡時に制作のための支出を売上原価として処理します。したがって自社での償却は行わないので誤りです。
人的資産は財務諸表において資産計上の対象とはなりませんので、誤りです。
のれんは減損処理の対象となります。減損処理とは、資産の簿価が回収可能価額を下回った場合に行う損切りの処理のことを言います。正解です。
無形固定資産の償却方法は定額法のみですので誤りです。
無形固定資産に関する問題でした。会計処理のルールをしっかり覚えましょう。
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02
無形固定資産の会計知識を問う問題です。
誤り
受注制作のソフトウェアは償却しません。ソフトウェアの会計処理も出題がありますので、教科書で確認しましょう。
誤り
従業員やそのスキルをを「人的資産」と表現することはありますが、無形固定資産ではありません。
正しい
のれんは減損処理の対象となります。ある企業を買収したものの、期待ほどの収益が上げられない場合、のれんの帳簿価額を下げる処理をします。
誤り
無形固定資産の償却は定額法のみです。
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03
無形固定資産に関する問題です。
不適切です。
受注制作のソフトウェアは仕入時に一括して費用計上します。
不適切です。
人的資産は貸借対照表では表されません。
適切です。
不適切です。
無形固定資産の償却は定額法で行います。
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