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中小企業診断士の過去問 令和4年度(2022年) 企業経営理論 問35

問題

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近年のデジタル社会の進展は、デジタルに慣れ親しんだ世代を中心に、それ以前の世代の生活者とは異なる消費スタイルを形成しつつある。このような今日の新たな消費スタイルを特徴づける記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
移り気で気まぐれなソリッド消費
   2 .
カタチあるモノに対する執着
   3 .
消費を通じての一貫したアイデンティティの形成
   4 .
脱物質主義
   5 .
長期的な所有を通じた商品やブランドへの愛着や安心感の獲得
( 中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和4年度(2022年) 問35 )
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この過去問の解説 (3件)

9

いわゆる「Z世代」の消費スタイルに関する問題です。Z世代の特徴としては以下の通りです。

・「モノ」消費よりも、「コト」消費や「トキ」消費に関心が強い

・多様性を受け入れ、自分らしさを尊重する

・コスパやタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する

・情報収集が活発

選択肢1. 移り気で気まぐれなソリッド消費

「ソリッド消費」とは従来型の、モノを買って消費するスタイルを指します。「モノ」消費ではなく「コト」消費を重視するスタイルは「リキッド消費」と言われます。

選択肢2. カタチあるモノに対する執着

冒頭の説明にある特徴から、当てはまりません。

選択肢3. 消費を通じての一貫したアイデンティティの形成

アイデンティティの形成の点については当てはまりますが、それは消費を通じたものとは限りません。

選択肢4. 脱物質主義

正解です。

冒頭の特徴に関する説明の通りです。

選択肢5. 長期的な所有を通じた商品やブランドへの愛着や安心感の獲得

冒頭の説明にある特徴から、当てはまりません。

まとめ

消費に関する最新動向を問題にしたものです。前問と同様にマーケティングの最新動向に気を配っておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

デジタル社会の進展による今日の消費スタイルに関する問題です。

選択肢1. 移り気で気まぐれなソリッド消費

不適切です。

ソリッド消費とは、長期的にモノを持つ消費スタイルのことです。

デジタル社会の進展に伴い、モノを持たない消費スタイルが今日の特徴です。

選択肢2. カタチあるモノに対する執着

不適切です。

デジタル社会の進展に伴い、モノを持たない消費スタイルが今日の特徴です。

選択肢3. 消費を通じての一貫したアイデンティティの形成

不適切です。

消費を通じての一貫したアイデンティティの形成とは、消費でモノを保有することでアイデンティティを形成することですので、モノを持たない消費スタイルとは異なります。

選択肢4. 脱物質主義

適切です。

モノではないものを重視する脱物質主義は、デジタル社会の進展に伴い、モノを持たない消費スタイルに適しています。

選択肢5. 長期的な所有を通じた商品やブランドへの愛着や安心感の獲得

不適切です。

デジタル社会の進展に伴い、モノを持たない消費スタイルが今日の特徴です。

0

近年の消費者行動についての出題です。

それぞれの選択肢を解説します。

選択肢1. 移り気で気まぐれなソリッド消費

ソリッド消費とはものを所有することであり、近年はものを所有しないリキッド消費へとシフトしているため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. カタチあるモノに対する執着

カタチあるモノに対する執着は薄くなっているため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. 消費を通じての一貫したアイデンティティの形成

アイデンティティの形成は消費を通じたものではなく、使用価値に重きを置いた結果、形成されるようになってきているため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. 脱物質主義

モノ消費からコト消費にシフトしているため、本選択肢が正解です。

選択肢5. 長期的な所有を通じた商品やブランドへの愛着や安心感の獲得

長期的ではなく、一時的な所有へとシフトしているため本選択肢は不正解です。

まとめ

漠然としていて対応が難しいところがある問題ですが、モノ消費からコト消費に移っていることや、Z世代と呼ばれる消費者の台頭などを踏まえれば、選択肢を絞り込んで正解することは可能でした。

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