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中小企業診断士の過去問 令和4年度(2022年) 運営管理 問4

問題

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生産方式に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  オーダエントリー方式は、生産工程にある半製品に顧客のオーダを引き当て、顧客が希望した仕様の製品として完成させるために、仕様に合わせた部品や作業を選択して生産する方式である。
b  生産座席予約方式は、設備の稼働状況を基に、顧客のオーダを到着順に生産する方式である。
c  モジュール生産方式は、あらかじめモジュール部品を複数用意し、受注後にそれらの組み合わせによって多品種の最終製品を生産する方式で、リードタイムの短縮が期待できる。
d  製番管理方式は、製品の組立を開始する時点で部品を引き当てる方式で、ロット生産にも利用可能で、特にロットサイズが大きい場合に適している。
   1 .
a:正  b:正  c:誤  d:誤
   2 .
a:正  b:誤  c:正  d:正
   3 .
a:正  b:誤  c:正  d:誤
   4 .
a:誤  b:正  c:誤  d:正
   5 .
a:誤  b:誤  c:正  d:正
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和4年度(2022年) 問4 )
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この過去問の解説 (3件)

4

生産方式の用語に関する問題です。用語の意味を理解しておきましょう。

a. オーダーエントリー方式とは、JISの定義では、「生産工程にある製品に顧客のオーダーを引き当てて、製品の仕様の選択または変更をする生産方式」とされていますので、適切です。

b. 生産座席予約方式とは、JISの定義では、「受注時に、製造設備の使用日程・資材の使用予定などにオーダーを割り付け、顧客が要求する納期どおりに生産する方式」とされていますので、不適切です。

c. モジュール生産方式とは、あらかじめ用意してある部品を顧客の要望に合わせて組み合わせる方式ですので、適切です。

d. 製番管理方式とは、「製造命令書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を準備し、同一の製造番号をそれぞれに付けて管理を行う方式」で、個別生産やロットサイズが小さい場合に適していますので、不適切です。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:誤

上記説明より、「a:正 b:誤 c:正 d:誤」となります。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

上記説明より、「a:正 b:誤 c:正 d:誤」となります。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:誤

正解です。

選択肢4. a:誤  b:正  c:誤  d:正

上記説明より、「a:正 b:誤 c:正 d:誤」となります。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:正

上記説明より、「a:正 b:誤 c:正 d:誤」となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

生産方式の内容を問う問題です。重要論点ですが、設問自体は基本的な内容が問われています。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:誤

誤りです。詳細は以下の通りです。

a:正しい。記述の通りです。

b:誤り。生産座席予約方式は、顧客から注文を受けた時点で製品生産に必要な資材や設備の引当や予約を行い、顧客と調整した納期通りに製品を納品する生産方法です。

c:正しい。記述の通りです。

d:誤り。製番管理方式は、ロットサイズが小さい場合に適しています。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

誤りです。詳細は以下の通りです。

a:正しい。記述の通りです。

b:誤り。生産座席予約方式は、顧客から注文を受けた時点で製品生産に必要な資材や設備の引当や予約を行い、顧客と調整した納期通りに製品を納品する生産方法です。

c:正しい。記述の通りです。

d:誤り。製番管理方式は、ロットサイズが小さい場合に適しています。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:誤

正解です。詳細は以下の通りです。

a:正しい。記述の通りです。

b:誤り。生産座席予約方式は、顧客から注文を受けた時点で製品生産に必要な資材や設備の引当や予約を行い、顧客と調整した納期通りに製品を納品する生産方法です。

c:正しい。記述の通りです。

d:誤り。製番管理方式は、ロットサイズが小さい場合に適しています。

選択肢4. a:誤  b:正  c:誤  d:正

誤りです。詳細は以下の通りです。

a:正しい。記述の通りです。

b:誤り。生産座席予約方式は、顧客から注文を受けた時点で製品生産に必要な資材や設備の引当や予約を行い、顧客と調整した納期通りに製品を納品する生産方法です。

c:正しい。記述の通りです。

d:誤り。製番管理方式は、ロットサイズが小さい場合に適しています。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:正

誤りです。詳細は以下の通りです。

a:正しい。記述の通りです。

b:誤り。生産座席予約方式は、顧客から注文を受けた時点で製品生産に必要な資材や設備の引当や予約を行い、顧客と調整した納期通りに製品を納品する生産方法です。

c:正しい。記述の通りです。

d:誤り。製番管理方式は、ロットサイズが小さい場合に適しています。

まとめ

生産方式に関する問題でした。基本的な内容なので確実に覚えましょう。

1

重要論点である生産方式の代表的な方式についての問題です。

a:オーダーエントリー方式はJISで以下のように定義されています。

生産工程にある製品に顧客のオーダーを引き当て、製品の仕様の選択または変更をする生産方式

選択肢は説明として適切な内容であるため、本選択肢は正しいです。

b:生産座席予約方式はJISで以下のように定義されています。

受注時に、製造設備の使用日程、資材の使用予定などにオーダーを割り付け、顧客が要求する納期通りに生産する方式

選択肢では顧客のオーダー順に生産するとなっていますが、顧客の納期を基準にオーダーを割り当てるため、本選択肢は誤っています。

c:モジュール生産方式はJISで以下のように定義されています。

部品またはユニットの組み合わせによって顧客の多様な注文に対応する生産方式

選択肢は説明として適切な内容であるため、本選択肢は正しいです。

d:製番管理方式のJISの定義を確認します。

製造指図書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を同時に準備し、同一の製造番号をそれぞれにつけて管理を行う方式

定義にあるように、受注したら製造指図書を発行して部品の割り当てもする点と、ロットサイズが大きいものよりも小さいものに使用するため、本選択肢は誤っています。

正しい選択肢の組み合わせは、 a:正 b:誤 c:正 d:誤 です。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:誤

本選択肢は不正解です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

本選択肢は不正解です。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:誤

本選択肢が正解です。

選択肢4. a:誤  b:正  c:誤  d:正

本選択肢は不正解です。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:正

本選択肢は不正解です。

まとめ

特定の生産方式についての出題ではなく、生産方式について横断的に知識を問う問題だったため、難易度が低くはなかったかもしれません。

問われいる内容は、各生産方式の基本的な知識ではありました。

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