中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
運営管理 問7

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和4年度(2022年) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

下表は、あるプロジェクト業務を構成する各作業の要件を示している。CPM(Critical Path Method)を適用して、現状のプロジェクト完了までの最短時間を明らかにした上で、その最短時間を1時間短くするために必要な最小費用として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:万円)。
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この過去問の解説 (3件)

01

クリティカル・パスに関する問題です。

各作業の流れと所要時間を整理すると、

①A→C→E→G ・・・ 9+2+3+2=16時間

②B→D→F→G ・・・ 5+3+6+2=16時間

③但しFはAの終了も条件になるので9時間必要。

         したがって②は9+6+2=17時間

④但しGはEとF両方の終了が条件になるので、①と③より15時間必要。

 したがって、①は15+2=17時間となります(②は修正不要)。

⑤①~④を前提に最小の費用で1時間の短縮が可能なのは、Aを1時間

 短縮することです。

 そうすれば①は16時間、②も16時間となるので、全体として1時間の

 短縮が可能となります。

選択肢1. 10

正解は20(万円)です。

選択肢2. 20

正解です。

選択肢3. 30

正解は20(万円)です。

選択肢4. 40

正解は20(万円)です。

選択肢5. 50

正解は20(万円)です。

まとめ

クリティカル・パスに関する問題です。実際の本試験でもあまり時間をかけすぎると他の問題に影響しますので、問題を多くこなして解答手順に慣れるようにしてください。

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02

CPMに関する問題です。解き方を理解すれば簡単に回答することができます。

まず、クリティカルパスは2つあり、

①A→C→E→G

②B→D→F→G

①は、所要時間を合計し、9+2+3+2=16時間

②は、Fの前に、AとDを完了している必要がありますが、BとDの合計は8時間、Aは9時間です。

そのため、所要時間の合計は、9+6+2=17時間となります。

よって②の作業を1時間短縮する必要があり、短縮可能な過程はAですので、答えは20万円となります。

選択肢1. 10

上記説明より、「20(万円)」となります。

選択肢2. 20

正解です。

選択肢3. 30

上記説明より、「20(万円)」となります。

選択肢4. 40

上記説明より、「20(万円)」となります。

選択肢5. 50

上記説明より、「20(万円)」となります。

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03

本問のアローダイヤグラムを作成すると、クリティカルパスはA→F→Gとなり、現状の最短時間は17時間となります。

各作業の最短時間を1時間短くするために必要な費用は以下のとおりです。

A:20万円

F:30万円

G:40万円

最小費用はAの20万円です。

選択肢1. 10

本選択肢は不正解です。

選択肢2. 20

本選択肢が正解です。

選択肢3. 30

本選択肢は不正解です。

選択肢4. 40

本選択肢は不正解です。

選択肢5. 50

本選択肢は不正解です。

まとめ

クリティカルパスについては毎年出題されます。

練習すれば対応できますので学習しておきましょう。

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