中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
運営管理 問8
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和4年度(2022年) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
製品A~Dの2つの工程の加工時間が下表のように与えられたとき、2工程のフローショップにおける製品の投入順序を検討する。
生産を開始して全ての製品の加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序で投入した場合、メイクスパンに含まれる第1工程と第2工程の非稼働時間の合計値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
生産を開始して全ての製品の加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序で投入した場合、メイクスパンに含まれる第1工程と第2工程の非稼働時間の合計値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
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この過去問の解説 (3件)
01
フローショップのスケジューリングに関する問題です。解き方の手順を理解していれば何のことはないものなので、しっかり内容を押さえておきましょう。
【手順】
①各作業の中で一番短いものが属するものを確認
→製品Aの第1工程(1)。第1工程の作業なので、製品Aを一番最初の
作業とする。
②①と同様に、一番短いものを確認(但しAを除く)
→製品Bの第2工程(2)。第2工程の作業なので、製品Bを一番最後の
作業とする。
③①と同様に、一番短いものを確認(A,Bを除く)
→製品Dの第2工程(4)。第2工程の作業なので、製品Dを製品Bの一つ前の
作業とする。
※これで製品の製造順序は、A→C→D→Bとなる。
④各製品の製造時間を工程毎に順に並べて、非稼働時間(待ち時間)を計算する。
そうすると第1工程で2、第2工程で3、合計5の非稼働時間が発生します。
正解は「5」です。
正解は「5」です。
正解は「5」です。
正解です。
正解は「5」です。
冒頭に記述したように解き方を覚えておくことが正解への道となりますので、しっかり復習してください。
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02
フローショップスケジューリングに関する問題です。
投入順序には以下のルールがあります。
①加工時間の1番短いものが第1工程にある場合は投入順序を1番目にする。第2工程にある場合は最後に投入する。
②2番目に短い加工時間のものが第1工程にある場合は2番目に投入する。第2工程にある場合は最後、①で最後が決まっている場合は最後から2番目に投入する。
この作業を繰り返します。
本問いでは、①加工時間の1番短いものはAの第1工程ですので、Aを投入順序の1番目にします。
②2番目に短いものはBの第2工程ですので、Bを最後に投入します。
③3番目に短いものはDの第2工程ですので、Dを3番目に投入します。
④Cを2番目に投入します。
よって、投入の順番はA→C→D→Bとなります。
待ち時間は、Aの第1工程+(Cの第1工程ーAの第2工程)+(Dの第1工程ーCの第2工程)+(Bの第1工程ーDの第2工程)+Bの第2工程ですので、
1+1+0+1+2=5となります。
上記説明より「5」が適切です。
上記説明より「5」が適切です。
上記説明より「5」が適切です。
正解です。
上記説明より「5」が適切です。
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03
フローショップスケジューリングに関する問題です。
本問の解き方の手順は以下のようになります。
1.加工時間表は与えられているので、全体の中から作業時間が最小の仕事を選択します。
2.1で選択した仕事が工程1の場合は、1番目に加工します。
3.1で選択した仕事が工程2の場合は、最後に加工します。
4.1で選択肢が仕事を加工時間表から削除します。
5.1~4の手順を繰り返します。
本問に上記の手順を当てはめると、最初に選択する仕事は製品Aの第1工程のため、製品Aの加工を1番目に行います。
次に最小の仕事になるのは製品Bの第2工程であるため、製品Bは最後に加工することになります。
この要領で選択していくと、加工順は A→C→D→B です。
上記の加工順を図示するとわかりやすいのですが、非稼働時間の合計は 5 となります。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
フローショップスケジューリングも頻出論点です。
練習しておけば対応できるため学習しておきましょう。
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