中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
運営管理 問13
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和4年度(2022年) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
部品A、B、Cを用いて製品Xが製造される生産の流れについて、製品工程分析を行った結果を下図に示す。この図から読み取ることができる記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
- 加工a、b、cは、同期して加工している。
- 台車は11台である。
- 滞留を表す工程は、4カ所である。
- 品質保証室での検査は、品質検査を主として行っているが、同時に数量検査も行っている。
- 部品A、B、Cは、同じ倉庫にまとめて保管されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
製品工程分析における、基本図記号と複合記号は覚えておきましょう。
この製品工程分析では、加工の過程が同期しているか判断することはできません。
台車を使用した運搬課程は11か所あるが、台車が11台あるかを判断することはできません。
滞留を表す基本図記号は3か所(仮置き場)です。
この製品工程分析での、品質保証室での検査の複合記号は、数量検査(□)と品質検査(◇)を合わせたもので、品質検査を主として行っているが、同時に数量検査も行うことを示しています。
この製品工程分析では、部品A、B、Cが同じ倉庫にまとめて保管されているか判断することはできません。
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02
製造業において各工程の種類や進み方を表す工程分析についての問題です。
工程図記号から判断できるのは、工程の種類や進み方であり同期しているかは分かりません。そのため本選択肢は不正解です。
台車を使用する工程は11個ありますが、所有台数はわかりません。そのため本選択肢は不正解です。
滞留に該当する工程は仮置き場です。仮置き場は3ヵ所のため、滞留の工程は3ヵ所となります。そのため本選択肢は不正解です。
品質保証室での検査の工程図記号は、品質検査と数量検査の複合記号です。
複合記号は外側にある工程が主の工程であるため、選択肢のとおり品質検査を主として行っているが、同時に数量検査も行っているに合致します。そのため本選択肢が正解です。
各部品が保管されている倉庫がどこであるかはわかりません。そのため本選択肢は不正解です。
製品工程分析も問われることが多い論点です。基本的な工程図記号や複合記号の意味は、押さえておくように学習し対策を進めておきましょう。
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03
製品工程分析で用いられる記号の意味を問う問題です。
加工a、b、cが同期して加工しているかどうかは、この図から読み取ることができません。
台車が11台であるかどうかは、この図から読み取ることができません。
台車を示す記号は確かに11カ所ありますが、部品a、b、cを組み立てる際に台車が1台にまとめられている可能性があります。
貯蔵を表す工程は、4カ所です。
なお、滞留を表す工程は3カ所です。
正解の選択肢となります。
部品A、B、Cが同じ倉庫にまとめて保管されているかどうかは、この図から読み取ることができません。
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