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中小企業診断士の過去問 令和4年度(2022年) 運営管理 問31

問題

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小売店舗における在庫管理に関する以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

ある商品について、当該店舗の発注担当者は在庫量を毎日確認し、需要予測に基づいて必要と見込まれる数量を毎日発注している。ここで行われている発注方法を一般的に( A )という。
適正在庫を維持するためには、発注量を決めるための需要予測量を計算する期間を( B )にする必要がある。また、毎日計算する発注量は、需要予測量と安全在庫の合計数量から発注時の( C )を減算して求める必要がある。
   1 .
A:定期発注方式  B:調達期間  C:手持在庫量
   2 .
A:定期発注方式  B:調達期間と発注間隔の合計期間  C:手持在庫量
   3 .
A:定期発注方式  B:調達期間と発注間隔の合計期間  C:有効在庫量
   4 .
A:定量発注方式  B:調達期間  C:有効在庫量
   5 .
A:定量発注方式  B:調達期間と発注間隔の合計期間  C:手持在庫量
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和4年度(2022年) 問31 )
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この過去問の解説 (2件)

8

正解は3です。

A.定期発注方式とは、一定の期間ごとに発注を行う方法で、発注数はその時の需要予測によって異なります。

定量発注方式とは、在庫数があらかじめ定められた水準まで減った時に決められた数だけ発注します。

そのため、Aに当てはまる回答は、定期発注方式です。

B.調達期間とは、発注してから商品が届くまでの期間のことで、発注間隔とは、次回発注するまでの期間です。

そのため、適正在庫を維持するためには、調達期間と発注間隔の合計期間の需要予測を行う必要があります

C.手持在庫量とは、実際に在庫として保有している在庫数量のことで、有効在庫量とは、手持在庫量から引き当てられた数量を引いた残りの在庫数量のことです。

将来の発注量を計算する際には、現在の実際の在庫量ではなく、将来の有効在庫量を需要予測量と安全在庫の合計数量から減算して求める必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

a

定期発注方式は、需要予測に基づいて発注を行う方式です。定量発注方式は、発注点にまで在庫量が減ったら発注する方式のことです。

そのためaに該当するのは定期発注方式です。

b

需要予測量計算の対象期間は、発注から納品までのリードタイムである調達期間と次回の発注までの期間である発注間隔の両者を合わせた期間となります。

そのためbに該当するのは、調達期間と発注間隔の合計期間です。

c

定期発注方式の発注量の計算は以下のように行います。

発注量 = 需要予測量 + 安全在庫 - 有効在庫

手持在庫とは実際に手元にある在庫量のことです。有効在庫とは、手持在庫の中ですでに引き当てられている在庫量を差し引いたものです。

cに該当するのは 有効在庫量です。

選択肢1. A:定期発注方式  B:調達期間  C:手持在庫量
  • 本選択肢は不正解です。

選択肢2. A:定期発注方式  B:調達期間と発注間隔の合計期間  C:手持在庫量

本選択肢は不正解です。

選択肢3. A:定期発注方式  B:調達期間と発注間隔の合計期間  C:有効在庫量
  • 本選択肢は正解です。

選択肢4. A:定量発注方式  B:調達期間  C:有効在庫量

本選択肢は不正解です。

選択肢5. A:定量発注方式  B:調達期間と発注間隔の合計期間  C:手持在庫量

本選択肢は不正解です。

まとめ

定期発注方式は細かい在庫管理が可能で需要の変動が大きものにも対応できる反面、発注量の計算など管理が煩雑になりがちなところがあります。

対して定量発注方式は運用や管理は手軽ですが、需要変動が大きいものや調達期間が長いものの管理は不得手といった特徴があります。

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