中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
経営情報システム 問19
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和4年度(2022年) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
中小企業A社では、基幹業務系システムの刷新プロジェクトを進めている。先月のプロジェクト会議で、PV(出来高計画値)が1,200万円、AC(コスト実績値)が800万円、EV(出来高実績値)が600万円であることが報告された。
このとき、コスト効率指数(CPI)とスケジュール効率指数(SPI)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
このとき、コスト効率指数(CPI)とスケジュール効率指数(SPI)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- CPIは0.50であり、SPIは0.67である。
- CPIは0.50であり、SPIは0.75である。
- CPIは0.67であり、SPIは0.50である。
- CPIは0.67であり、SPIは0.75である。
- CPIは0.75であり、SPIは0.50である。
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この過去問の解説 (3件)
01
計算式をしっかり覚えて、過去問等で対策を行っておきましょう。
CPIの計算式は、EV÷ACです。分子・分母とも実績ですが、実際にかかったコスト(分母)に対する出来高(分子)を求めることでコストの効率性を把握すると理解しましょう。
もし、逆に覚えてしまう等、なかなか計算式が覚えられない場合は、選択肢の数値から逆算して選択肢を絞り込むという対応も可能です。CPIとSPIの組み合わせなので、SPIの数値を確実に算出できるだけでも選択肢を絞り込むことが可能です。
SPIの計算式は、EV÷PVです。計画(分母)に対する実績(分子)なので、実績の方が分子にくるのは感覚的に分かり易いかと思います。
以上から、CPI=600÷800=0.75、SPI=600÷1200=0.50となります。
CPI=600÷800=0.75です。
SPI=600÷1200=0.50です。
CPI=600÷800=0.75です。
SPI=600÷1200=0.50です。
CPI=600÷800=0.75です。
SPIは正しいです。
CPI=600÷800=0.75です。
SPI=600÷1200=0.50です。
正解の選択肢となります。
※補足
英語に抵抗がない方は、英語の意味も併せて理解すると頭に残りやすくなると思います。
PV(Planned Value:計画上の実績値)
AC(Actual Cost:実際にかかったコスト)
EV(Earned Value:実際に得られた実績値)
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02
プロジェクト管理手法の一つであるEVM(Earned Value Management)についての問題です。
本問でできている用語をまとめると以下のようになります。
PV ある時点までに完了しているとされた計画上の出来高
AC ある時点までに実際にかかったコスト
EV ある時点までの進捗状況となる出来高
効率指数を説明すると以下のようになります。
CPI=EV/AC プロジェクト上の出来高と実際の出来高の比率
SPI=EV/PV 全体スケジュールの進捗状況
それぞれの効率指数を計算します。
CPI = EV / AC = 600 / 800 = 0.75
SPI = EV / PV = 600 / 1200 = 0.50
正しい組みわせは、 CPIは0.75 SPIは0.50 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本問で問われている内容まで学習範囲に含めるのは非常に困難だと思われます。
このように対応できない問題には、時間をかけずに対処するという割り切りも時には必要となります。
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03
PV(出来高計画値)…ある時点でのプロジェクト当初の見積もり
AC(コスト実績値)…ある時点までに投入した実際のコスト
EV(出来高実績値)…ある時点での作業の成果物を金銭換算したもの
コスト効率指数(CPI)…EVとACの比率
スケジュール効率指数(SPI)…EVとPVの比率
以上より、CPI=EV/AC=600/800=0.75、SPI=EV/PV=600/1200=0.50です。
上記の説明より、CPIは0.75、SPIは0.50となります。
上記の説明より、CPIは0.75、SPIは0.50となります。
上記の説明より、CPIは0.75、SPIは0.50となります。
上記の説明より、CPIは0.75、SPIは0.50となります。
正解です。
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