中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
経営情報システム 問24
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和4年度(2022年) 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
200人が受験した試験結果から10人の得点を無作為に抽出して並べ替えたところ、以下のとおりであった。
「 2 2 4 5 5 7 8 8 9 10 」
点推定による母平均と母分散の推定値に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、母分散の推定には不偏分散を用いることとする。
「 2 2 4 5 5 7 8 8 9 10 」
点推定による母平均と母分散の推定値に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、母分散の推定には不偏分散を用いることとする。
- 母平均の推定値は6.0であり、母分散の推定値は6.5である。
- 母平均の推定値は6.0であり、母分散の推定値は7.2である。
- 母平均の推定値は6.0であり、母分散の推定値は8.0である。
- 母平均の推定値は6.7であり、母分散の推定値は7.2である。
- 母平均の推定値は6.7であり、母分散の推定値は8.5である。
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この過去問の解説 (3件)
01
母平均と母分散の推定値の算出方法は以下の通りです。
母平均の推定値=標本合計/標本数
母分散の推定値=標本分散/自由度
まず、母平均の推定値について、
標本合計は、無作為に抽出した標本の合計で、60です。
標本数は、無作為に抽出した標本が10人ですので、10です。
母平均の推定値=60/10=6.0 となります。
次に、母分散の推定値について、
標本分散は、(各標本の値ー母平均の推定値)の2乗の合計ですので、72です。
自由度は、母平均の推定値を変えることができないため、10の標本のうち、1本は自由な値をとれません。そのため、自由度=10-1=9 となります。
母分散の推定値=72/9=8.0 となります。
上記説明の通り、母分散の推定値は8.0となります。
上記説明の通り、母分散の推定値は8.0となります。
正解です。
上記説明の通り、母平均の推定値は6.0、母分散の推定値は8.0となります。
上記説明の通り、母平均の推定値は6.0、母分散の推定値は8.0となります。
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02
統計分野に関する問題です。
まず、点推定と不偏分散について簡単に説明します。
点推定:母集団の母平均などの特性値を実際に得た1つの値で推定することです。
不偏分散:標本データから得た値をもとに、標本が属する母集団全体の分散を推定することです。
上記をふまえて母平均と母分散を計算します。
母平均
(2+2+4+5+5+7+8+8+9+10) / 10 = 6.0
問題文で与えられている10人の特定の平均値が母平均となるため、答えは6.0です。
母分散
不偏分散を計算方法の説明・証明は難解なため計算式だけを示します。
(各標本の値 - 平均値)2 / (抽出個数 - 1)
上記の計算式に本問の値を入れて計算します。
(2 - 6)2 + (2 - 6)2 + (4 - 6)2 + (5 - 6)2 + (5 - 6)2 + (7 - 6)2 + (8 - 6)2 + (8 - 6)2 + (9 - 6)2 + (10 - 6)2 / (10 - 1) = 8.0
母分散の値は8.0です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
統計に関する問題は例年出題されますが、難易度を考慮すると学習の優先順位が高いとは言えません。
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03
統計問題です。頻出論点での正解率を上げることを優先しましょう。
母平均の算出方法は、次の通りです。
(2+2+4+5+5+7+8+8+9+10)÷10=60=6.0
以上から、選択肢4と5は不適切となります。
次に不偏分散の算出方法ですが、非常に複雑な計算プロセスを必要とするため、ここでは結論のみ提示します。母分散の推定値は8.0になります。
母平均の推定値は正しいです。
母分散の推定値は8.0です。
母平均の推定値は正しいです。
母分散の推定値は8.0です。
正解の選択肢となります。
母平均の推定値は6.0です。
母分散の推定値は8.0です。
母平均の推定値は6.0です。
母分散の推定値は8.0です。
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