問題
中小企業庁の委託により、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)が実施した小規模企業を対象としたアンケート調査(「小規模事業者の環境変化への対応に関する調査」)に基づくと、取り巻く経営環境の変化を背景に、小規模企業が考える自社の経営課題も多様化している。
経営環境が変化する中で、顧客からの支持を獲得し続ける方策としては、自社または商品・サービス・技術のブランド化も有効であると考えられる。「小規模事業者の環境変化への対応に関する調査」に基づき、業種(製造業、非製造業)別・顧客属性(B to C型、B to B型)別に小規模企業のブランド化に対する自己評価を見た場合、業種別では( A )、顧客属性別では( B )の方が、「ブランド化できている」とする回答企業割合が高い。
なお、アンケート調査は、2020年11~12月に商工会および商工会議所の会員のうち、小規模企業を対象にWebアンケート調査として実施された(有効回答数:商工会の会員5,832者、商工会議所の会員307者)。B to C型とは主な販売先を「一般消費者」と回答した事業者を指す。B to B型とは主な販売先を「事業者」と回答した事業者を指す。「ブランド化できている」回答企業割合は「十分ブランド化できている」「ある程度ブランド化できている」とした回答企業割合の合計である。
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。