中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
経営情報システム 問7
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和5年度(2023年) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
Webサイトを構築する場合などにおいては、音・画像・動画データを利用することが多い。これらの保存にはさまざまなファイル形式が利用される。これらのファイル形式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- AVIは、ストリーミング配信向けの動画データのファイル形式であり、動画データの再生や複製、変更を制限することができる。
- BMPとJPEGは、可逆圧縮方式による画像データのファイル形式であり、フルカラーで画像データを保存できる。
- GIFとPNGは、非可逆圧縮方式による画像データのファイル形式であり、フルカラーで画像データを保存できる。
- MP3は、可逆圧縮方式による音データのファイル形式であり、音楽CD並みの音質を保ちながら音データを保存できる。
- MP4は、音・画像・動画などの複数データをまとめて格納することができるファイル形式である。
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この過去問の解説 (2件)
01
ファイル形式に関する問題です。
AVIは、ストリーミング配信向けの動画データのファイル形式ではなく、動画データの再生や複製、変更を制限することもできません。
JPEGは、非可逆圧縮方式です。
GIFとPNGは、可逆圧縮方式です。また、GIFはフルカラーで画像データを保存することはできません。
MP3は、非可逆圧縮方式です。
正解の選択肢となります。
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02
正解は、「MP4は、音・画像・動画などの複数データをまとめて格納することができるファイル形式である。」です。
【基礎知識】
マルチメディアのデータ形式に関する問題です。
〇静止画像データ
・BMP Windowsで標準的に使用されている。圧縮しないで保存する形式でデータ容量は大きい。
・GIF 可逆圧縮方式(データを圧縮して、内容をまったく損なうことなく元に戻せる圧縮のしかた。反対は非可逆)256色まで扱うことが可。色数が少ないイラスト等で利用されている。
・JPEG 非可逆方式24ビットフルカラー対応。写真等のデータに利用。
・TIFF 可逆圧縮方式で解像度や色数などの形式に関わらずに保存する事が可能。高品質な画質を維持できる。
・PNG 可逆圧縮方式 48ビットカラー対応(約281兆色) 写真などの画像に使用されている。
〇動画データ
・MPEG 国際標準の動画像のデータ圧縮形式。MPEG-1、MPEG-2、MPEG-3、MPEG-4などの形式がある。
・WMV マイクロソフトが開発した動画のデータ形式。MPEG4がベース。コピー防止がある。
・AVI Windowsの標準の動画形式。様々なコーデックに対応しているが、PCが対応していないと再生できない。
〇音声データ
・MP3 音声データでも最も使われる形式。データを10分の1まで圧縮できる。
・MP4 音声だけでなく、動画や字幕も格納可能。
・WAVE 圧縮していないデータそのもの。データ容量は大きい。
・MIDI 電子機器で作成された音声データを再生する場合などに利用
誤り。DRMのことです。AVIはマイクロソフト社が開発したファイル形式です。
誤り。BMPは圧縮しません。またJPEGは非可逆圧縮方式です。
誤り。両方とも可逆圧縮方式です。
誤り。MP3は10分の1までデータが圧縮できますが、非可逆圧縮方式です。
正しい。MP4は動画、音声等まとめて保管が可能です。
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