中小企業診断士の過去問
令和5年度 再試験(2023年)
財務・会計 問4
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和5年度 再試験(2023年) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
A社は、B社株式の100 %を315百万円で取得し、支配を獲得した。取得時におけるA社およびB社の貸借対照表は以下のとおりである。なお、B社の土地の簿価は100百万円であるが、時価は200百万円である。B社のその他の諸資産および諸負債の簿価は、時価と一致している。
取得時におけるのれんの金額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、税効果は考慮しないものとする。
取得時におけるのれんの金額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、税効果は考慮しないものとする。
- のれん:15百万円
- のれん:55百万円
- のれん:115百万円
- のれん:215百万円
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、のれん(営業権)の金額を求めるものです。のれんは、取得価格と取得した資産の時価純資産額との差額として計算され、取得価格が時価純資産額を上回る場合に生じます。ここでは、B社の土地が時価100百万円から200百万円に再評価されているため、再評価後の純資産額を基にのれんを計算します。
B社の純資産の時価評価
B社の簿価純資産額は次の通りです。
簿価純資産=150+50=200百万円
ただし、土地の時価は100百万円から200百万円に再評価されるため、純資産に加算します。
時価純資産=200+(200−100)=300百万円
のれんの金額計算
A社はB社株式を315百万円で取得しているため、のれんは次のように計算されます。
のれん=取得価格−時価純資産=315−300=15百万円
この選択肢は適切です。
この選択肢は不適切です。
この選択肢は不適切です。
この選択肢は不適切です。
のれんの計算方法:のれんは、取得価格 - 時価純資産額で計算され、取得価格が時価純資産を上回る場合にのみ計上されます。
時価評価の反映:資産が時価評価される場合、再評価額で純資産額を計算します。
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