中小企業診断士の過去問
令和5年度 再試験(2023年)
企業経営理論 問12
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和5年度 再試験(2023年) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
C. I.バーナードやH. A.サイモンなどによって展開された組織均衡論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 組織が成立・存続する1つの条件は、それぞれの参加者が「誘因」よりも「貢献」が大きいと知覚することである。
- 組織の参加者は、「誘因」と「貢献」を比較考量し、組織への参加を続けるかどうかをそれぞれ判断する。
- 組織の「有効性」とは、それぞれの参加者にとって、組織に参加する目的が達成されている程度を指す。
- 組織は、さまざまな参加者から提供される「誘因」を活用することで、組織目的の達成を果たすことができる。
- 組織目的を達成さえすれば、参加者における「誘因」と「貢献」のバランスはおのずと維持される。
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この過去問の解説 (1件)
01
組織均衡論とは、組織は参加者に誘因を与え、参加者は組織に貢献することで組織が運営されるという考え方です。
各選択肢をそれぞれ解説します。
誘因が貢献よりも大きいと知覚される必要があります。
そのため本選択肢は不正解です。
組織均衡論の説明として適切です。
そのため本選択肢が正解です。
有効性とは、組織の目的を達成する能力や度合いのことです。
そのため本選択肢は不正解です。
誘因は組織から参加者に与えるもので、参加者が組織に提供するのは貢献です。
そのため本選択肢は不正解です。
誘因と貢献のバランスは自然と維持されるものではありません。
そのため本選択肢は不正解です。
補足として、参加者とは従業員のような組織の直接の関係者とは限りません。
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