中小企業診断士の過去問
令和5年度 再試験(2023年)
運営管理 問6

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度 再試験(2023年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

生産方式に関する関連性の強い用語の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
  • アジャイル生産と大量生産
  • 間欠生産とロット生産
  • セル生産と部品中心生産
  • モジュール生産と製番管理

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この過去問の解説 (1件)

01

各用語の意味を理解しているか問う問題です。

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. アジャイル生産と大量生産

アジャイル生産とはシステム開発の手法の一つで、開発工程を小さな単位に分けて開発とリリースを交互に行なって開発を進める手法です。

大量生産との関連性は見出せません。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢2. 間欠生産とロット生産

間欠生産とは特定の品種を一定数量でグルーピングしてそれを1単位として生産を行う方式です。

ロット生産も一定数量を1単位として生産する方式で、同種の生産方式として位置付けられています。

そのため本選択肢が正解です。

選択肢3. セル生産と部品中心生産

セル生産方式とは一人または少人数で一つの製品を組み立てる方式です。

部品中心生産とはあらかじめ部品を生産して、注文が入ってから製品を組み立てる方式のことです。

両者の間に関係はないため本選択肢は不正解です。

選択肢4. モジュール生産と製番管理

モジュール生産とは、製品を機能などでモジュールに分けて生産しておき、受注後にそれらを組み合わせて生産する方式です。

製番管理は個別受注生産で利用される製品を製造番号で管理する方式です。

両者の間に関連性は見受けられないため本選択肢は不正解です。

まとめ

整番管理やロット生産、セル生産などは頻出の手法ですが、それぞれの関連性を問うというのは曖昧な部分もあり回答するのが難しいかもしれません。

時間をかけすぎずに回答するために消去法で選択肢を絞って対応するようにしましょう。

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