中小企業診断士 過去問
令和5年度 再試験(2023年)
問106 (運営管理 問24)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度 再試験(2023年) 問106(運営管理 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

ある地域に住む消費者Xが、ある店舗に買い物に出かける確率を考えたい。その地域には店舗Aと店舗Bの2店舗のみが存在する。このとき、消費者Xが店舗Bに買い物に出かける確率を計算したい。以下で示す条件が与えられたとき、修正ハフモデルを用いて上記の確率を求める場合、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、店舗の魅力度については売場面積を使用する。

店舗Aの売場面積:1,500 m2
店舗Aと消費者Xとの距離:800 m
店舗Bの売場面積:600 m2
店舗Bと消費者Xとの距離:400 m
距離抵抗係数:2
  • 5/13
  • 4/9
  • 8/13
  • 8/9

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この過去問の解説 (1件)

01

修正ハフモデルについての問題です。本問は非常に計算の手間がかかるため、本来は修正ハフモデルの計算式を示して解説するべきですが、試験対策上は以下のプロセスで対応することをお勧めします(修正ハフモデルの計算式は、「解説のまとめ」に示します)。

 

解答の前提として、与件文の「消費者Xが店舗Bに買い物に出かける確率」から、店舗Bに買い物に出かける確率が求められていることをおさえておいてください。

 

①事前に、各選択肢の分数を割り算します。

5/13=0.384

4/9=0.444

8/13=0.615

8/9=0.888

 

②店舗Bに買い物に出かける確率=「店舗Bの売場面積/(店舗Bと消費者Xとの距離)距離抵抗係数」を用いて計算します。

なお、本問では距離抵抗係数=2であるため、数値が大きくなります。そのため、単位を2桁切り下げることで計算を簡便化することをお勧めします。

 

上記の計算式に店舗Bの数値を入力すると、6/(4)2=6/16=0.375となります。この数値が、修正ハフモデル計算式の店舗Bの「分子」となります。店舗Aの分子については、店舗Aの数値を入力します。両者の分母は、店舗Aの数値と店舗Bの数値を合計したものになります。つまり、分母は「店舗Aに買い物に出かける確率と店舗Bに買い物に出かける確率の合計」となります。

 

分母の数値を確認するため、店舗Aの数値を確認すると、15/(8)2=15/64=0.234となります。ここから、店舗Aの数値と店舗Bの数値を合計すると、0.234(店舗A)+0.375(店舗B)=0.609となります(合計は100%になるわけではありません)。

 

以上から、0.375/0.609=0.615となり、この数値に最も近い選択肢が正解の選択肢となります。

選択肢1. 5/13

不適切な選択肢です。

選択肢2. 4/9

不適切な選択肢です。

選択肢3. 8/13

正解の選択肢となります。

選択肢4. 8/9

不適切な選択肢です。

まとめ

【補足】

 

修正ハフモデル計算式は、以下のとおりです。

{店舗Aの売場面積/(店舗Aと消費者Xとの距離)距離抵抗係数}/{店舗Aの売場面積/(店舗Aと消費者Xとの距離)距離抵抗係数}+{店舗Bの売場面積/(店舗Bと消費者Xとの距離)距離抵抗係数}:{店舗Bの売場面積/(店舗Bと消費者Xとの距離)距離抵抗係数}/(店舗Aと消費者Xとの距離)距離抵抗係数}+{店舗Bの売場面積/(店舗Bと消費者Xとの距離)距離抵抗係数}

 

分母は青色の太字&下線でハイライトしていますが、店舗A・B共通です。

 

試験対策上は、この計算式を一生懸命暗記して、試験本番でこの計算式を忠実に再現することが求められているのではありません。何故なら、時間の大幅ロスとなるためです。

 

計算式は予習段階で暗記できている前提で、単位の切り下げも含めて、いかにショートカットして正答を導き出すかというタイムマネジメント能力が求められている問題といえます。

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