中小企業診断士 過去問
令和5年度 再試験(2023年)
問174 (中小企業経営・中小企業政策 問5(2))
問題文
中小企業庁「商店街実態調査」に基づき商店街の動向を見る。2021年度の商店街の最近の景況に関する回答割合を見ると、「繁栄している(繁栄の兆しがある含む)」「まあまあである(横ばいである)」「衰退している(衰退の恐れがある含む)」のうち、( A )が最も高い。( A )の回答割合は、2009年度の回答割合と比較すると、( B )している。
2021年度の来街者数(調査時点から3年前との比較)が「減った」とする回答割合は、2018年度の回答割合と比較すると、( C )している。2021年度の商店街への来街者数の減少要因(複数回答)を見ると、「近郊の大型店の進出」「地域の人口減少」「魅力ある店舗の減少」のうち、( D )の回答割合が最も高くなっている。
なお、「商店街実態調査」は中小企業庁が、3年に1度、全国の商店街に対し、景況や直面している問題、取り組んでいる事業などについて調査しているものである。
文中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
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問題
中小企業診断士試験 令和5年度 再試験(2023年) 問174(中小企業経営・中小企業政策 問5(2)) (訂正依頼・報告はこちら)
中小企業庁「商店街実態調査」に基づき商店街の動向を見る。2021年度の商店街の最近の景況に関する回答割合を見ると、「繁栄している(繁栄の兆しがある含む)」「まあまあである(横ばいである)」「衰退している(衰退の恐れがある含む)」のうち、( A )が最も高い。( A )の回答割合は、2009年度の回答割合と比較すると、( B )している。
2021年度の来街者数(調査時点から3年前との比較)が「減った」とする回答割合は、2018年度の回答割合と比較すると、( C )している。2021年度の商店街への来街者数の減少要因(複数回答)を見ると、「近郊の大型店の進出」「地域の人口減少」「魅力ある店舗の減少」のうち、( D )の回答割合が最も高くなっている。
なお、「商店街実態調査」は中小企業庁が、3年に1度、全国の商店街に対し、景況や直面している問題、取り組んでいる事業などについて調査しているものである。
文中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- C:減少 D:「近郊の大型店の進出」
- C:減少 D:「地域の人口減少」
- C:減少 D:「魅力ある店舗の減少」
- C:増加 D:「地域の人口減少」
- C:増加 D:「魅力ある店舗の減少」
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この過去問の解説 (3件)
01
中小企業庁の「商店街実態調査」2021年度と2018年度の具体的な数値比較は、
来街者数の変化
「減った」と回答した商店街の割合:
2018年度: 55.1%
2021年度: 68.8%(増加)
来街者数の減少要因
2021年度の来街者数の減少要因(複数回答)として、
魅力ある店舗の減少: 45.4%(最も多い)
業種・業態の不足: 39.9%
地域の人口減少: 39.9%
近郊の大型店の進出: 22.7%
集客イベント等の未実施: 20.9%
よって、空欄C「増加」、空欄D「魅力ある店舗の減少」となります。
【誤】
【誤】
【誤】
【正】
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02
中小企業庁「商店街実態調査」より、2021年度の商店街の来街者数(空欄C)と来街者数の減少要因(空欄D)の内容を問う問題です。
本問は、空欄Cは2022年度版中小企業白書 第1-1-34図(Ⅰ-28ページ)、空欄Dは2022年度版中小企業白書 第1-1-35図(Ⅰ-29ページ)からの出題です。まず、以下に第1-1-34図を示します。
以上より、2021年度の来街者数(調査時点から3年前との比較)が「減った」とする回答割合は、2018年度の回答割合と比較すると、増加している。となります。
続いて、以下に第1-1-35図を示します。
以上より、2021年度の商店街への来街者数の減少要因(複数回答)を見ると、「近郊の大型店の進出」「地域の人口減少」「魅力ある店舗の減少」のうち魅力ある店舗の減少の回答割合が最も高くなっている。となります。
冒頭の解説より、「C:増加、D:「魅力ある店舗の減少」」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、「C:増加、D:「魅力ある店舗の減少」」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、「C:増加、D:「魅力ある店舗の減少」」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、「C:増加、D:「魅力ある店舗の減少」」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、「C:増加、D:「魅力ある店舗の減少」」の組み合わせであるため正解の選択肢となります。
【補足】
与件文に「来街者数の減少要因」と明記されており、時期的に新型コロナの感染拡大も大きく影響していることが容易に推測できることから、2021年度の来街者数が2018年度と比較して減少していることは判断しやすいと思います。
空欄Dの正解である「魅力ある店舗の減少」についても、他の選択肢「近郊の大型店の進出」「地域の人口減少」と比較して以前からトップの回答割合であるため、過去問題を復習していれば対応できる内容といえます。
なお、白書では「集客イベント等の未実施」を来街者の減少要因として回答する割合が、2018年度から2021年度にかけて大きく増加していると指摘しており、新型コロナの感染拡大により集客イベント等が実施できず、「近郊の大型店の進出」「地域の人口減少」「魅力ある店舗の減少」等の減少要因割合を押し下げたことが推測されます。
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03
中小企業庁「商店街実態調査」によると、
2021年度の来街者数(調査時点から3年前との比較)が「減った」とする回答割合は68.8%で、13.7%増加しています。
また2021年度の商店街への来街者数の減少要因(複数回答)では、
「近郊の大型店の進出」:22.7%
「地域の人口減少」:39.9%
「魅力ある店舗の減少」:45.4%
となっています。
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