中小企業診断士 過去問
令和5年度 再試験(2023年)
問187 (中小企業経営・中小企業政策 問14(1))

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和5年度 再試験(2023年) 問187(中小企業経営・中小企業政策 問14(1)) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

中小企業庁の委託により(株)帝国データバンクが実施した中小企業を対象としたアンケート調査(「中小企業の経営力及び組織に関する調査」)に基づくと、①中小企業が重視する自社の経営課題は多様化している。
また、②経営者が現在、従業員に求めるスキルを見ると、経営者は従業員に対して、様々なスキルを求めていることがうかがえる。
なお、アンケート調査は、2021年11 ~ 12月にかけて、従業員5名以上の中小企業20,000社を対象に実施(回収4,341社、回収率21.7 %)されたものである。

文中の下線部①について、「中小企業の経営力及び組織に関する調査」に基づき、中小企業が重視する経営課題(複数回答)を次のa~cで見た場合、回答企業割合が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a:ICT活用
b:商品・サービスの開発・改善
c:人材
  • a:ICT活用 - c:人材  - b:商品・サービスの開発・改善
  • b:商品・サービスの開発・改善 - a:ICT活用 - c:人材
  • b:商品・サービスの開発・改善 - c:人材  - a:ICT活用
  • c:人材  - a:ICT活用 - b:商品・サービスの開発・改善
  • c:人材  - b:商品・サービスの開発・改善 - a:ICT活用

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この過去問の解説 (1件)

01

「中小企業の経営力及び組織に関する調査」によると、中小企業が重視する経営課題として最も多く挙げられるのは 「人材」(82.7%) に関する課題です。特に人手不足や従業員のスキル向上が重要な課題として認識されています。

次に重要視されるのは 「商品・サービスの開発・改善」​(59.7%) です。市場競争が激化する中で、顧客のニーズに応えるために製品やサービスの改良が求められています。

「ICT 活用」(24.1%) は重要な課題ではありますが、経営者の意識や企業規模によって対応の格差が大きく、上記2つの課題ほど高い優先順位にはなっていません。

以上の理由から、回答企業の割合が多い順に 「人材」→「商品・サービスの開発・改善」→「ICT 活用」 となります。

選択肢1. a:ICT活用 - c:人材  - b:商品・サービスの開発・改善

【誤】

選択肢2. b:商品・サービスの開発・改善 - a:ICT活用 - c:人材

【誤】

選択肢3. b:商品・サービスの開発・改善 - c:人材  - a:ICT活用

【誤】

選択肢4. c:人材  - a:ICT活用 - b:商品・サービスの開発・改善

【誤】

選択肢5. c:人材  - b:商品・サービスの開発・改善 - a:ICT活用

【正】

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