中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問16 (経済学・経済政策 問15)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 令和6年度(2024年) 問16(経済学・経済政策 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、労働と資本の価格および生産技術水準が一定で、かつ完全競争市場の下で2つの等費用線と等産出量曲線を示している。
この図に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  点Eは点Dと比べて、産出量は同じであるが、総要素費用はより少ない。
b  点Gは点Dと比べて、技術的限界代替率は同じであるが、産出量はより少ない。
c  総要素費用を一定とした場合、点Fでは、労働量を減らし資本量を増やすことで利潤を多くできる。
d  産出量を一定とした場合、点Dでは、資本量を減らし労働量を増やすことで最適生産を達成できる。
問題文の画像
  • a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正

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この過去問の解説 (1件)

01

等費用線と等産出量曲線の知識や変化を問う問題です。

それぞれの選択肢を解説していきます。

 

a

点Eと点Dは異なる等産出量曲線上にあるため生産量は異なり、同じ等費用線上にあるため、費用は同じです。

そのため本選択肢は誤っています。

 

b

点Gと点Dの技術的限界代替率は異なっているため、本選択肢は誤っています。

 

c

選択肢のように変化すると、費用最小化を実現できるため利潤が多くなります。

そのため本選択肢は正しいです。

 

c

選択肢のように変化すると、費用最小化を実現できるため利潤が多くなります。

そのため本選択肢は正しいです。

 

正しい選択肢の組み合わせは、 a:誤 b:誤 c:正 d:正 です。

選択肢1. a:正  b:正  c:正  d:誤

本選択肢は不正解です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:誤  d:正

本選択肢は不正解です。

選択肢3. a:誤  b:正  c:正  d:正

本選択肢は不正解です。

選択肢4. a:誤  b:正  c:誤  d:誤

本選択肢は不正解です。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:正

本選択肢が正解です。

まとめ

図が出てくる問題では線を描いたりして手を動かしながら解くと、各条件での変化が理解しやすくなります。

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