中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問96 (運営管理 問5)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問96(運営管理 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、最終製品XとYの部品表であり、(   )内は親品目1個に対して必要な部品の個数である。製品XとYを2個ずつ生産するときの必要部品数量に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
  • 部品aは2個必要である。
  • 部品dは6個必要である。
  • 部品iは8個必要である。
  • 部品共通化により部品hが部品bで代替された場合、部品bは10個必要である。
  • 部品共通化により部品iが部品cで代替された場合、部品cは15個必要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

部品表に関する問題です。製品XとYを2個ずつ生産するときの必要部品数量が問われています。

 

製品X、Yをそれぞれ1個ずつ生産するときの必要部品数量は、以下のとおりです。

・製品X:(子部品a×2)+(子部品b×3)

・製品Y:(子部品g×1)+(子部品h×2)

 

さらに、子部品をそれぞれ1個生産するときの必要部品数量は、以下のとおりです。

(ここは間違いやすいので、太字でハイライトしています。各選択肢や解説のまとめも参照してください)

・子部品a:(孫部品c×3)+(孫部品d×1)

・子部品b:(孫部品e×2)+(孫部品f×2)

子部品g:(孫部品i×3)+(孫部品d×2)

子部品h:(孫部品e×2)+(孫部品f×3)

 

※解説の都合上、部品表の階層別に子部品」「孫部品」と区別していますが、部品表の問題を難なく正答できる方はここまで詳細に区別する必要はないと思います。また、部品共通化が問われている選択肢がありますが、代替部品が用いられている階層に合わせて子部品」「孫部品」としています。

選択肢1. 部品aは2個必要である。

冒頭の解説より、製品X1つにつき(子部品a×2)が必要です。

 

製品Xを2個生産するためには、2×(子部品a×2)=4個必要です。

 

したがって、不適切な選択肢です。

選択肢2. 部品dは6個必要である。

冒頭の解説より、

製品X1つにつき(子部品a×2):(孫部品c×3)+(孫部品d×1)=部品dは2個

製品Y1つにつき(子部品g×1):(孫部品i×3)+(孫部品d×2)=部品dは2個

が必要です。

 

製品Xを2個生産するためには、部品dは2×(子部品a×2)×(孫部品c×3)+(孫部品d×1)=4個

製品Yを2個生産するためには、部品dは2×(子部品g×1)×(孫部品i×3)+(孫部品d×2)=4個

の合計8個必要です。

 

したがって、不適切な選択肢です。

選択肢3. 部品iは8個必要である。

冒頭の解説より、製品Y1つにつき(子部品g×1):(孫部品i×3)+(孫部品d×2)=部品iは3個が必要です。

 

製品Xを2個生産するためには、部品iは2×(子部品g×1)×(孫部品i×3)+(孫部品d×2)=6個必要です。

 

したがって、不適切な選択肢です。

選択肢4. 部品共通化により部品hが部品bで代替された場合、部品bは10個必要である。

部品共通化により部品hが部品bで代替された場合、製品X、Yをそれぞれ1個ずつ生産するときの必要部品数量は、以下のとおりです。

・製品X:(子部品a×2)+(子部品b×3)

・製品Y:(子部品g×1)+(子部品b×2)※製品Yでも部品bが2個必要になります。

 

製品Xを2個生産するためには、部品bは2×(子部品a×2)+(子部品b×3)=6個

製品Yを2個生産するためには、部品bは2×(子部品g×1)+(子部品b×2)=4個

の合計10個必要です。

 

したがって、正解の選択肢となります。

選択肢5. 部品共通化により部品iが部品cで代替された場合、部品cは15個必要である。

部品共通化により部品iが部品cで代替された場合、製品X、Yをそれぞれ1個ずつ生産するときの必要部品数量は、以下のとおりです。

・製品X:(子部品a×2)→(孫部品c×3)+(孫部品d×1)

・製品Y:(子部品g×1)→(孫部品c×3)+(孫部品d×2)※製品Yでも部品cが3個必要になります。

 

製品Xを2個生産するためには、部品cは2×(子部品a×2)×(孫部品c×3)+(孫部品d×1)=12個

製品Yを2個生産するためには、部品cは2×(子部品g×1)×(孫部品c×3)+(孫部品d×2)=6個

の合計18個必要です。

 

したがって、不適切な選択肢です。

まとめ

【補足】

 

部品表の問題を解くためには、与件文にある「()内は親品目1個に対して必要な部品の個数である」という設定を理解することが必要になります。

 

たとえば、製品Xを1個生産するためには子部品aが2個、子部品bが3個必要になりますが、製品Xを2個生産するためには子部品aが4個、子部品bが6個必要になるということです。

 

特に、部品の構成が孫部品にまで及ぶ場合、生産しなければならない子部品の数量も変わることを押さえておかなければ正答できなくなります。

 

本問は計算行程が必須であるため、本試験では後回しにすることをおススメします。

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