中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問98 (運営管理 問7(1))
問題文
ある工場では、長さの規格の上限値が11.80mm、下限値が10.00mmの部品を製造しているが、製造工程の工程能力指数Cp(両側規格の場合の工程能力指数)を計算したところ、1.0であることが分かった。工場では、この部品を利用する製品の性能を安定させるために、長さの規格の上限値を11.60mm、下限値を10.16mmに変更したいと考えている。
現在の工程能力(部品の長さの標準偏差)の下で、長さの規格の上限値と下限値を変更したときの工程能力指数Cpの値として、最も適切なものはどれか。
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問98(運営管理 問7(1)) (訂正依頼・報告はこちら)
ある工場では、長さの規格の上限値が11.80mm、下限値が10.00mmの部品を製造しているが、製造工程の工程能力指数Cp(両側規格の場合の工程能力指数)を計算したところ、1.0であることが分かった。工場では、この部品を利用する製品の性能を安定させるために、長さの規格の上限値を11.60mm、下限値を10.16mmに変更したいと考えている。
現在の工程能力(部品の長さの標準偏差)の下で、長さの規格の上限値と下限値を変更したときの工程能力指数Cpの値として、最も適切なものはどれか。
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この過去問の解説 (1件)
01
工程能力指数に関する問題です。
「決められた規格の範囲内で、安定して製品を生産できる能力」を工程能力といい、英語の頭文字を取ったCp(Process Capability Index)という指数で評価します。
本問では長さの規格の上限値と下限値が定められていますが、これを両側規格といいます。両側規格を上回ったり下回ったりした場合は、不適合品となります。
両側規格のcp計算方法は、Cp=(上限値-下限値)/6σ ※分母は「シックスシグマ(※σ=標準偏差)」といいます。
上記の計算式に与件文で与えられている数値を代入すると、
1.0=(11.80-10.00)/6σ
1.0=1.80/6σ
6σ=1.80×1.0
6σ=1.8
σ=1.8/6
σ=0.3
σ=0.3を、長さの規格の上限値と下限値を変更したときの工程能力指数に代入すると、
(11.60-10.16)/6×0.3より、1.44/1.8=0.8と求まります。
冒頭の解説より、0.8となるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、0.8となるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、0.8となるため正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、0.8となるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、0.8となるため不適切な選択肢です。
【補足】
本問では問われていませんが、上限値または下限値のいずれかしか定められていない場合は片側規格といいます。
工程能力指数については出題頻度は高くありませんが、トヨタ生産方式など日本の製造業の品質レベルは世界でも高く評価されているため、余力があれば暗記しておいても良いと思います。(中小企業診断士試験においても、生産管理は2次試験でも出題される重要論点です)
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