中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問102 (運営管理 問10)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問102(運営管理 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

生産システムの管理方式に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  オーダエントリー方式では、顧客が要求した納期どおりに生産するために、受注したオーダを製造設備の使用日程や資材の所要予定などに割り付けて生産する。
b  JIT生産方式では、全ての工程があらかじめ作成された生産計画に従って、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する。
c  生産座席予約方式では、生産工程において生産中の製品に顧客のオーダを引き当て、顧客の要求に応じて生産中の製品仕様の選択や変更を行う。
d  製番管理方式では、製造命令書において、対象製品に関する全ての加工および組み立ての指示書を準備し、同一の製造番号を付けて管理する。
e  VMI(Vender Managed Inventory)では、顧客の在庫、出荷、販売などの情報を納入業者と共有することで、納入業者が供給して顧客の資産となった在庫を管理する。
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤  e:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤  e:誤
  • a:誤  b:正  c:正  d:正  e:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正  e:正
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正  e:誤

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この過去問の解説 (1件)

01

生産システムの管理方式に関する問題です。以下、誤りの選択肢のみ解説します。

 

a.オーダエントリー方式では、顧客が要求した納期どおりに生産するために、受注したオーダを製造設備の使用日程や資材の所要予定などに割り付けて生産する。

→本解答群は、生産座席予約方式の記述になります。(製造設備の使用日程や資材の所要予定などに「割り付けて」という記述がヒントです)


b.JIT生産方式では、全ての工程があらかじめ作成された生産計画に従って、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する。

→JIT生方式では、「後工程の要求」に従って、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産します。(生産計画はあらかじめ作成されているのではなく、実需に応じて生産されます)


c.生産座席予約方式では、生産工程において生産中の製品に顧客のオーダを引き当て、顧客の要求に応じて生産中の製品仕様の選択や変更を行う。

→本解答群は、オーダエントリー方式の記述になります。(「顧客の要求に応じて」という記述がヒントです)


e.VMI(Vender Managed Inventory)では、顧客の在庫、出荷、販売などの情報を納入業者と共有することで、納入業者が供給して顧客の資産となった在庫を管理する。

→VMIでは、納入業者が供給した在庫は、顧客が管理します。(納入業者が管理するのは、顧客に出荷する前の自社在庫です)

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:誤  e:正

冒頭の解説より、「a:誤、b:誤、c:誤、d:正、e:誤」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:誤  e:誤

冒頭の解説より、「a:誤、b:誤、c:誤、d:正、e:誤」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。

選択肢3. a:誤  b:正  c:正  d:正  e:誤

冒頭の解説より、「a:誤、b:誤、c:誤、d:正、e:誤」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。

選択肢4. a:誤  b:誤  c:誤  d:正  e:正

冒頭の解説より、「a:誤、b:誤、c:誤、d:正、e:誤」の組み合わせであるため不適切な選択肢です。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:誤  d:正  e:誤

冒頭の解説より、「a:誤、b:誤、c:誤、d:正、e:誤」の組み合わせであるため正解の選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

記述の正誤の組み合わせ問題は毎年複数問出題されますが、他の解答群の用語と入れ替えることで引っ掛け問題を作りやすいという特徴があります。(本問では、オーダエントリー方式と生産座席予約方式が入れ替えられています)

 

問題量の多さや出題範囲の広さから、全ての論点について正誤判断ができるようになることは現実には難しく、一部の解答群しか正誤判断ができなかったとしても正解することができれば試験対策上は十分です。

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