技術士の過去問
平成30年度(2018年)
基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問29

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問題

技術士 第一次試験 平成30年度(2018年) 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

次の( ア )~( オ )の、社会に大きな影響を与えた科学技術の成果を、年代の古い順から並べたものとして、最も適切なものはどれか。

( ア )フリッツ・ハーバーによるアンモニアの工業的合成の基礎の確立
( イ )オットー・ハーンによる原子核分裂の発見
( ウ )アレクサンダー・グラハム・ベルによる電話の発明
( エ )ハインリッヒ・R・ヘルツによる電磁波の存在の実験的な確認
( オ )ジェームズ・ワットによる蒸気機関の改良
  • ウ ― エ ― オ ― イ ― ア
  • ウ ― オ ― ア ― エ ― イ
  • オ ― ウ ― エ ― ア ― イ
  • オ ― エ ― ウ ― イ ― ア
  • ア ― オ ― ウ ― エ ― イ

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この過去問の解説 (4件)

01

社会に大きな影響を与えた科学技術の成果を、年代の古い順に並べる問題です。

各科学技術の成果の年代は以下の通りです。
(ア)ハーバー法によるアンモニアの工業的合成(1908年)
(イ)原子核分裂の発見(1938年)
(ウ)電話の発明(1876年)
(エ)電磁波の存在の実験的な確認(1887年)
(オ)蒸気機関の改良(1776年)

よって、古い順に並べると、
オ ー ウ ー エ ー ア ー イ
となるので、3が正解です。

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02

(ア)フリッツ・ハーバーは鉄を主体とした触媒上で酸素と窒素を400-600℃、
200-1000atmの超臨界状態で直接反応させ、アンモニアを生成するハーバー・ボッシュ法を
1906年にドイツで開発しました。


(イ)オットー・ハーンはドイツの化学者・物理学者で主に放射線の研究を行い、1938年に原子核分裂を発見しました。1944年にノーベル化学賞を受賞しています。


(ウ)アレクサンダー・グラハム・ベルは1876年に電話実験を成功させ、同年、特許が認可されます。

(エ)ハインリヒ・ヘルツは1888年に電磁波の放射の存在を明らかにし、電磁波を生成・検出する機械を構築し電磁波の存在を実証しました。

(オ)ジェームズ・ワットは1776年に鉱山の立抗底部に取り付けたポンプロッドに上下運動を加えるだけの蒸気機関を完成させました。

(オ)→(ウ)→(エ)→(ア)→(イ)の順番になりますので、

3が正解です。

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03

<正解>3

[解説]

社会に大きな影響を与えた科学技術の成果について、

年代順に並べる問題です。

(ア)から(オ)の成果の年代は以下のとおりです。

(ア)フリッツ・ハーバーによるアンモニアの工業的合成の基礎の確立 1906年

(イ)オットー・ハーンによる原子核分裂の発見原 1938年

(ウ)アレクサンダー・グラハム・ベルによる電話の発明 1876年

(エ)ハインリッヒ・R・ヘルツによる電磁波の存在の実験的な確認 1888年

(オ)ジェームズ・ワットによる蒸気機関の改良 1776年 

よって、古い順に並べるとオ - ウ - エ - ア - イとなります。

これらを踏まえて、各選択肢を検討すると以下のとおりとなります。

1.ウが最初になっているため、不適切なものとなります。

2.ウが最初になっているため、不適切なものとなります。

3.オ - ウ - エ - ア - イの順に並んでいるため、適切なものとなります。

4.2番目がエとなっているため、不適切なものとなります。

5.アが最初になっているため、不適切なものとなります。

よって、適切に並べている選択肢は、3となります。

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04

社会的に大きな影響を与えた科学技術の成果に対して、それぞれの年代を問う問題となります。

各科学技術の成果の年代は以下の通りです。
(ア)フリッツ・ハーバーによるアンモニアの工業的合成(1908年)
(イ)オットー・ハーンによる原子核分裂の発見(1938年)
(ウ)アレクサンダー・グラハム・ベルによる電話の発明(1876年)
(エ)ハインリッヒ・R・ヘルツによる電磁波の存在の実験的な確認(1887年)
(オ)ジェームズ・ワットによる蒸気機関の改良(1776年)

よって正解は3となります。

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