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技術士の過去問 令和元年度(2019年) 適性科目 問44

問題

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組織の社会的責任(SR:Social Responsibility)の国際規格として、2010年11月、ISO26000「Guidance on social responsibility」が発行された。また、それに続き、2012年、ISO規格の国内版(JIS)として、JIS Z 26000 : 2012(社会的責任に関する手引き)が制定された。そこには、「社会的責任の原則」として7項目が示されている。その7つの原則に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
   1 .
組織は、自らが社会、経済及び環境に与える影響について説明責任を負うべきである。
   2 .
組織は、社会及び環境に影響を与える自らの決定及び活動に関して、透明であるべきである。
   3 .
組織は、倫理的に行動すべきである。
   4 .
組織は、法の支配の尊重という原則に従うと同時に、自国政府の意向も尊重すべきである。
   5 .
組織は、人権を尊重し、その重要性及び普遍性の両方を認識すべきである。
( 技術士 第一次試験 令和元年度(2019年) 適性科目 問44 )
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この過去問の解説 (3件)

13
「社会的責任の原則」は以下の7項目になります。
・説明責任
・透明性
・倫理的な行動
・ステークホルダーの利害の尊重
・法の支配の尊重
・国際行動規範の尊重
・人権の尊重

選択肢4の「自国政府の意向の尊重」は含まれておらず、
国際行動規範の尊重が必要です。

他の選択肢は正しいので、答えは4となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

<正解>4

[解説]

社会的責任の原則に関する正誤の問題です。

JIS Z 26000 : 2012(社会的責任に関する手引き)では、

社会的責任の7つの原則として、以下のことが掲げられています。

〇説明責任

:組織は、自らが社会、経済及び環境に与える影響について

 説明責任を負うべきである。

〇透明性

:組織は、社会及び環境に影響を与える自らの決定及び活動に関して、

 透明であるべきである。

〇倫理的な行動

:組織は、倫理的に行動すべきである。

〇ステークホルダーの利害の尊重

:組織は、自らのステークホルダーの利害を尊重し、

 よく考慮し、対応すべきである。

〇法の支配の尊重

:組織は、法の支配を尊重することが義務であると認めるべきである。

〇国際行動規範の尊重

:組織は、法の支配を尊重することが義務であると認めるべきである。

〇人権の尊重

:組織は、人権を尊重し、その重要性及び普遍性の両方を認識すべきである。

 これらより、選択肢4にある「自国政府の意向も尊重すべきである」ことは

求められていないことがわかります。

 以上のことから、4が正解となります。

1
1.正しい

2.正しい

3.正しい

4.自国政府の意向を尊重するのではなく国際行動規範を尊重するため、不適切です。

5.正しい

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