技術士の過去問
令和元年度(2019年)再試験
基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問28
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問題
技術士 第一次試験 令和元年度(2019年)再試験 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
政府の総合エネルギー統計(2017年度)において、我が国の一次エネルギー供給量に占める再生可能エネルギー(水力及び未活用エネルギーを含む)の比率として最も適切なものはどれか。ただし、未活用エネルギーには、廃棄物発電、廃タイヤ直接利用、廃プラスチック直接利用の「廃棄物エネルギー回収」、RDF(Refuse Derived Fuel)、廃棄物ガス、再生油、RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)の「廃棄物燃料製品」、廃熱利用熱供給、産業蒸気回収、産業電力回収の「廃棄エネルギー直接利用」が含まれる。
- 44%
- 22%
- 11%
- 2%
- 0.50%
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この過去問の解説 (3件)
01
政府の総合エネルギー統計によると、
我が国の再生可能エネルギー比率は約10%です。
よって最も値が近い11%が答えです。
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02
エネルギーに関する問題は技術士試験では頻出です。
今回は、本文中に政府の総合エネルギー統計(2017年度)を出典とした旨記載がされていますので、
総合エネルギー統計のサイトから特に、時系列表を参照し、「一次エネルギー国内供給」のシートの2017年度の部分を参照しましょう。
https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/results.html#headline7
再生可能エネルギー(水力除く):約5%、水力(揚水除く):約4%、未活用:約3%、となっていますので、合計に最も近い選択肢は11%
となります。
このような統計は年を追うごとに変化していきますので、常に最新の情報にあたるように心がけましょう。
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03
<正解>11%
[解説]
再生可能エネルギー(水力及び未活用エネルギーを含む)の比率についての問題です。
2017年度の一次エネルギー国内供給における再生エネルギーの比率(シェア)は、
水力(揚水除く):約4%
再生可能エネルギー(水力除く):約5%、
未活用エネルギー:約3%
となっています。
これらを合計すると約12%となるため、
選択肢「11%」が正解となります。
なお、令和2年度の総合エネルギー統計(確報)では、
2020年度の一次エネルギー国内供給における再生エネルギーの比率(シェア)は、
水力 3.7%
再生可能エネルギー(水力を除く。) 6.7%
未活用エネルギー 3.0%
となっています。
[参考]
資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」
https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/
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