技術士の過去問
令和5年度(2023年)
基礎科目「解析に関するもの」 問2
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問題
技術士 第一次試験 令和5年度(2023年) 基礎科目「解析に関するもの」 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
重積分の値は、次のどれか。ただし、領域Rを0≦x≦1,0≦y≦√(1−x2)とする。
- π/3
- 1/3
- π/2
- π/4
- 1/4
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この過去問の解説 (3件)
01
重積分からの出題です。
様々な解き方がありますが、積分範囲が扇形なので極座標変換する方法をここでは提示します。
以上から本選択肢が正解です。
重積分のテクニックとして極座標変換は覚えて損はないと思います。
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02
重積分なので、実際に計算をして求める方法を採用します。
Xは0~1の範囲内ですので、
便宜的に0.1、0.3、0.5、0.7、0.9の値(計5点)で計算します。
0.1のとき、0.1
0.3のとき、0.29
0.5のとき、0.43
0.7のとき、0.5
0.9のとき、0.39となるので、
合計値1.71を5点として平均値を求めると0.34となります。
0.34となりますから、1/3である本選択肢が正解となります。
実際に数値(今回は0~1.0の範囲内)を入れて計算する方が早いと思います。
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03
重積分に関する問題です。
範囲は、x2+y2=1の第一象限です。
∮xdx=1/2 x2です。y2=1-x2より、
与式=[y-1/3 y3] 0から1 =1/3
本選択肢が正解です。
xとyを順番に積分していきます。
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