技術士 過去問
令和5年度(2023年)
問28 (基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問4)
問題文
なお、天然ガスは全てメタン(CH4)で構成される理想気体とし、LNGの密度は温度によらず425[kg/m3]で一定とする。
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問題
技術士 第一次試験 令和5年度(2023年) 問28(基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
なお、天然ガスは全てメタン(CH4)で構成される理想気体とし、LNGの密度は温度によらず425[kg/m3]で一定とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
天然ガス取扱いの基本に関する問題で、液化すると600分の1になることを知っていれば、簡単に解けます。
計算では、1気圧のメタンは22.4Lとなるので、これをメタン分子量16をLNG密度425で割った値と比較します(計算値は、600)。従って、気化すると600倍となります(液化の場合は、600分の1)。
本選択肢が正解です。
エネルギーとして天然ガスは日本では重要なので、今後も出題される可能性があります。
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02
気体を液体にしたときの体積を計算しましょう。
理想気体であることを考えると0℃1気圧1molの気体の体積は22.4Lになります。
メタンの分子量は約16(炭素12,水素1×4)ですので、22.4L/mol(=16g)から計算して、
22.4/16*1000(g⇒kg換算)*0.001(L⇒m3換算)=1.4m3/kg (気体のキログラム当たりの体積)
わかりやすくするために単位をそろえておいて 1/1.4 = 0.714 kg/m3
0.714 kg/m3(気体のとき)/425 kg/m3 (液体のとき)=1/ 595倍 です。
以上から本選択肢が正解です。
単位換算ができるかを問われています。苦手意識を持たないよう練習しておいてください。
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03
この問題では、天然ガスを液化すると体積がどのくらい小さくなるかを求めます。
①気体の状態方程式を考えます
理想気体は、圧力や温度によって体積が変わります。
0°C、1気圧の状態では、メタン(CH₄)は気体の状態です。
②液化すると体積がどれくらい小さくなるか
天然ガスを液化すると、分子が密集するため、体積が大幅に小さくなります。
LNG(液化天然ガス)は密度が約 425 kg/m³。
③標準状態(0°C、1気圧)でのメタンの密度
理想気体の標準状態(0°C、1気圧)では、
1モルの気体は 22.4 L(= 0.0224 m³)。
メタンの分子量は 16 g/mol なので、1 m³ のメタンの質量は
16/0.0224≈0.714kg
0.022416≈0.714kg
④気体と液体の密度の比を求めます
気体状態のメタンは 0.714 kg/m³。
液体状態のメタン(LNG)は 425 kg/m³。
したがって、体積の縮小比は
0.714/425≈1/600
4250.714≈6001
天然ガスを液化すると、体積は 約1/600 になります。
適切です。
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