調理師の過去問
平成24年度
食文化概論 問4
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問題
調理師試験 平成24年度 食文化概論 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
日本における箸に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
- 箸は、日本が起源である。
- 割り箸は、江戸時代から使われている。
- 神饌(しんせん)には、漆塗りの箸を添えるのが正式である。
- 食事中に箸先が汚れたら、なめてきれいにするのがよい作法である。
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この過去問の解説 (3件)
01
(1)の、箸の起源は、定かではありません。
中国、韓国、日本、色々な説があります。
(3)神饌に使う皿や箸は、白木のものを使います。
(4)箸をなめて綺麗にするのは、無作法です。
消去法で(2)が残ります。
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02
1.箸は、日本(× →諸説あり)が起源である。
中国発祥説が有力です。弥生時代末期~奈良・平安期に伝来したとされています。
2.割り箸は、江戸時代から使われている。 ○
割り箸が一般的に使われるようになったのは、江戸時代です。「引裂箸」という名で多くの飲食店で使われていました。
3.神饌には、朱塗りの箸を添えるのが正式(× →その土地独自の形式)である。
神饌(神社や神棚に備えるもの)は、米・酒・塩・土器・特産物等、その土地によって様々で、作法や形式もそれぞれ独自のものがあります。
4.食事中に箸先が汚れたら、なめてきれいにするのがよい(× →悪い)作法である。
「ねぶり箸」といって無作法です。箸先が汚れないよう箸先で少量ずつとる、汁ものを先に頂く、懐紙でさりげなく拭くなどの方法がよいとされています。
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03
割りばしは江戸時代より使用されています。
1: 中国大陸での発祥がもっとも有力とされています。少なくとも日本ではありません。
3: 神饌とは、年に一度神に奉納する貢物のことです。神社や自治体ごとに様々な作法や種類がありますが、少なくとも朱塗りの箸でなければいけないということはありません。
4: これは舐り箸(ねぶりばし)といって、してはならないことです。
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