調理師の過去問
平成24年度
栄養学 問19
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問題
調理師試験 平成24年度 栄養学 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
人体を構成する成分に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
- 人体は、酸素・炭素・水素・窒素の 4 種類の元素で構成されている。
- 人体に最も多く存在する成分は脂質である。
- 人体には糖質はわずかしか含まれないが、食事の中には多く含まれる。
- 人体を構成するたんぱく質は、入れ替わることはない。
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この過去問の解説 (3件)
01
(1)人体は、もっと複雑です。
例えば、骨はカルシウム(Ca)が主な構成元素ですから、この記述が誤りだと判ります。
(2)人体で水の次に多いのは、たんぱく質です。
人間も動物ですから、牛や豚と同じく、お肉が一番多いので、水を除けば、たんぱく質が一番多いと考えます。
(3)人は、食べた糖質を、直ぐに脂肪に変えて、貯めておきます。なので、糖質は体内にわずかしかありません。
(4)人体のたんぱく質は、常に壊され、作り変えられています。
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02
人体の構成成分はおおよそですが、
水分=約60%
タンパク質=約16%
脂質=約15%
ミネラル・無機質=約5%
糖質=約0.5%
このようになっています。体内に含まれる糖質は上記の通り少ないのですが、人体はエネルギー源として糖質を必要としており、得に脳に必要なのですが、脳には糖質を蓄える機能がありません。
ですので、食事で補う必要があります。
我々は日々の食事の中で主食と呼ばれるものをもっとも摂取しています。そしてその主食とは炭水化物のことです。
炭水化物とは「食物繊維+糖質」です。そもそも食物繊維とは人体で分解できない糖質のことです。
1: もし、記述が「人体を構成する有機質は~」であったり、「主に構成する元素は~」ならば酸素、炭素、水素、窒素で正解となります。この4つだけで人体のおよそ96%に相当しますが、のこり4%の内訳は二桁以上の種類があります。
2: 水ですね。
4: 新陳代謝という説明で十分かと思います。
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03
この問題は栄養学の栄養学概論に記載されている人体の構成成分の内容になります。
答え(1)の主な人体の元素は約30種あります。答え(2)は水分になります。体系がよい太ったカラダでも水分が一番多い成分になります。答え(4)は日々カラダの細胞内でたんぱく質は変化しております。正しい答えは(3)、人体の成分には微量の糖質しか存在しません。食事で取った糖質はエネルギー源として消費されます。
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