調理師の過去問
平成23年度
食文化概論 問4
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問題
調理師試験 平成23年度 食文化概論 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
日本の食文化史に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
- 縄文時代に、稲作農業が定着し、狩猟による食料の採取は行われなくなった。
- 鎌倉時代に、千利休により茶の湯(わび茶)が大成された。
- 江戸時代に、にぎりずしが登場した。
- 第二次世界大戦後に、初めてカレーライスが作られた。
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この過去問の解説 (3件)
01
(1)稲作農業が定着したのは、弥生時代です。
(2)千利休は、戦国時代から安土桃山時代に活躍しました。
(3)江戸時代にはじめて握りずしが登場し、屋台で売られました。赤酢を使い、おにぎりのような大きなお寿司だったそうです。
(4)カレーライスが最初に登場したのは、明治時代です。
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02
(1)誤りです。稲作農業が定着したのは、水田跡や炭化米、農具などが発見されたことから、弥生時代であると考えられています。
(2)誤りです。千利休により茶の湯(わび茶)が大成されたのは、安土桃山時代です。時系列は鎌倉時代 → 室町時代 → 安土桃山時代となります。
(3)正解です。にぎり寿司は、早ずしの一種で、江戸前寿司とも呼ばれます。江戸の屋台で出されていたものが全国へ広まりました。
寿司とは、米飯に主に魚介類を組み合わせた料理で、にぎり寿司は寿司のなかでは歴史が浅く、乳酸発酵を行って作られる熟れ寿司、押し寿司などが現在の寿司の原型と考えられています。
(4)誤りです。初めてカレーライスが作られたのは1872年であり、第二次世界大戦は1939〜1945年です。カレーライスは第二次世界大戦前には作られていました。
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03
握り寿司とは、酢飯の塊に具をのせて握った寿司のことです。また、「江戸前寿司」「江戸寿司」「あずま寿司」とも言います。
寿司には大別すると「早ずし」と「なれずし」があり、握りずしは早ずしに分類されます。
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