調理師の過去問
平成23年度
衛生法規 問9

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問題

調理師試験 平成23年度 衛生法規 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

感染症予防法(通称)における腸管出血性大腸菌感染症の分類として、正しいものを一つ次の中から選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

 正式名称を「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する」といい、最近厚労省では「感染症法」と略されているようです。
 この感染症法には、患者が感染した感染症に対して、医師は分類によって国に報告する義務が発生します。

 この分類には「1類感染症」「2類感染症」「3類感染症」「4類感染症」「5類感染症」「指定感染症」の6分類があります。
 1類にはエボラ出血熱など、緊急度と危険度が非常に高い感染症が含まれ、2類から以下順に重要度が下がっていきます。指定感染症は臨時の区別になりますのでケースによります。現在は該当っがありません。
 1類から4類まで、また指定感染症は医師の診断時に発覚次第ただちに届け出が必要です。 
 5類は一部がただちに届け出る必要があります。

 腸管出血性大腸菌(特にOー157)は様々な分野にまたがって非常に頻出します。
 3類感染症に分類されていることや、毒素型であること、微量菌での感染、二次感染をすることなど、よく混同されるノロウィルスとの違いと合わせてよく復習をしておくほうがよいでしょう。

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02

正解は(3)です。

腸管出血性大腸菌は、代表的なものにO-157、O-026などがあります。ベロ毒素を産生し、嘔吐、腹痛、水様性下痢、血便などの症状が出現します。
小児や高齢者では、脳症や溶血性尿毒症により死に至ることがある感染症です。
赤痢、腸チフス、パラチフス、コレラなどと同じく、感染症法により第3類感染症に分類されています。
加熱により死滅するため、食中毒を予防するためには食材を加熱することが重要です。

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03

正解は(3)です。

腸管出血性大腸菌はO-157が有名ですね。

数年に一度、死亡者がでる事故が起こっていることから、調理師試験ではよく出ます。

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