調理師の過去問
平成23年度
公衆衛生学 問17

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問題

調理師試験 平成23年度 公衆衛生学 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

母子保健に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
  • 健康日本 21 は、日本の母子保健の課題と目標を示している。
  • 妊娠した者は、妊娠の届け出をする事により当該市町村から母子健康手帳が交付される。
  • 日本の乳児死亡率は、世界的にみて極めて高い。
  • 低体重児を出生したときは、保護者は児童相談所に届け出なければならない。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は(2)です。

(1)健康日本21は、国民の総合的な健康増進です。

(2)母子手帳の交付は、母子保健法によって規定されています。

(3)日本の乳児死亡率は、世界的にみて極めて低いです。

(4)低体重児を出生したときは、市町村に届け出ます。

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02

正解は(2)です。

(1)誤りです。健康日本 21 は健康増進法に基づいて策定されたもので、母子保健の課題と目標だけでなく「国民の健康の増進に関する基本的な目標」を定めたものです。

(2)正解です。妊娠した者は、市町村に妊娠の届け出をする事により、市町村から母子健康手帳が交付されます。

(3)誤りです。日本の乳児死亡率は0.2%であり、世界平均の乳児死亡率は1.5%です。したがって、日本の乳児死亡率は世界的にみて極めて低いと言えます。

(4)誤りです。体重2500g未満の低体重児を出生したときは、保護者は市町村に届け出なければならないとされています。これは、母子保健法によるもので、養育に必要な医療や給付を受けるためです。

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03

正解は 2 です。
 
1: 健康日本21とは、21世紀にすべての国民が元気かつ、生活習慣を改善し健康平均寿命を伸ばし、QOLの向上が目標です。

3: 日本の乳児死亡率低さはは世界トップです。


4: 出産時体重2500グラム未満の乳児を出産した場合、その保護者は速やかにその旨をその乳児の現在地の「市町村」に届け出る必要があります。

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04

(2) 妊娠した者は、妊娠の届け出をする事により当該市町村から母子健康手帳が交付される。
が正解です。

妊娠の経過、赤ちゃんの出生時の様子、予防接種、乳児検診などの記録をするために必要な物です。

(1)×「健康日本21」ではなく、平成13年から開始した「健やか親子21」のほうで、母子保健の課題と目標を示しています。
名前が似ていますが少し違います。

(3)× 逆です。日本の乳児死亡率は世界でもトップレベルの低さです。
日本の乳児死亡率が低いことは問題に出るので覚えておきたいです。

(4)× 低体重児を出生したときは、児童相談所ではなく市町村に届け出をするのが正解です。

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