調理師の過去問
平成26年度
食文化概論 問3

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問題

調理師試験 平成26年度 食文化概論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

現代の食志向に関する記述で、 [     ] に入る語句として、正しいものを一つ選びなさい。
『現在の食志向は、飽食時代から多様なものとなり、近年ではバランスの良い食事を摂ることが大切であるという認識もその一つである。その中で栄養を補う目的で摂取する食品を [     ] という。』
  • デリカ
  • レトルト食品
  • サプリメント
  • 特定保健用食品

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は【3】です。

1.デリカ(デリカテッセン)は調理済みの食品やそれを売る店のことです。

2.レトルト食品(レトルトパウチ食品)は、
各行政により定義が少し異なりますが、
食品を機密性・遮光性を有する容器に詰め、密封した後、加圧加熱殺菌したものを言います。

3.サプリメントは「栄養補助食品」という意味(本来は「追加」「補足」という意味)で使われています。日々の食生活で不足しがちな、栄養素を簡単に補給できるようにと考えられた食品のことです。

4.特定保健用食品は、からだの生理学的機能等に影響を与える保険機能成分を含む食品です。
特定の保健の用途に資する旨を表示するものを特定保健用食品と言います。

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02

正解は(3)です。

(1)誤りです。デリカとは、デリカテッセンの略称で調理済みの食品のことです。家庭ですぐに食卓に出せる利便性から、家事を軽減させるために利用されることが多くあります。

(2)誤りです。レトルト食品は、食品を密封し加圧加熱殺菌した食品です。保存性が高く、持ち運びや廃棄がしやすいという利点があります。

(3)正解です。サプリメントは普段の食生活で不足しやすいビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養補給を補助する目的で摂取する食品のことです。

(4)誤りです。特定保健用食品は、体の機能に良い影響を与える特定の保健効果が期待できると認められ、厚生労働省から許可を得た食品のことです。製品にその効果と専用のマークを表示することができます。

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03

正解は 3 です。

1: 「デリカ」とは、ドイツ語のデリカテッセ(美味しいもの)の複数形である「デリカテッセン」の略であり、ヨーロッパで広まった惣菜の量り売りや軽食や飲料のテイクアウトを販売する商店のことです。

2: 「レトルト食品」とは密封された遮光性の高い容器(これをレトルトパウチと呼びます)に食品を封入し、加圧加熱蒸気窯(レトルトと呼びます)で加圧加熱殺菌(120℃で4分以上)したもののことです。

3: 「サプリメント」とは、栄養補助食品や健康補助食品とも呼ばれ、不足しがちな栄養を補助するための食品のことです。

4: 「特定保健用食品」とは、個々の食品ごとに消費者庁長官の許可を受けており、保健の効果(例えば血圧を下げるなど)を製品に表示することができる食品のことです。

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04

現代の食志向で、バランスのよい食事を摂る中で栄養を補う目的で摂取する食品は

 3のサプリメント です。

特定の成分や栄養素が含まれた粉末・錠剤・液体などの食品で、利用者が不足しがちな成分・栄養素を摂取するために利用されます。正しく摂取することで病気を予防し、健康を維持する効果が期待されます。

1.デリカ(デリカテッセン)
  日本では、「惣菜」やそれを売る店の意味で使われています。

2.レトルト食品
  密封した容器に入れ、加圧加熱(食品中心部が120℃で4分)された食品のことで、一般的には湯せんや電子レンジで温めてから食べられます。カレー・スープ・粥・パスタソースなどが代表的です。

4.特定保健用食品
  消費者庁の許可を得て、保健の効果を表示できる食品です。おなかの調子を整える、高血圧に適する、高コレステロールに適する、高血糖に適する、ミネラルの吸収を助ける…等の効果が科学的に証明され、有効性・安全性に対する審査を受けたものですが、医薬品ではないため病気の治療を目的としたものではないことに注意が必要です。

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