調理師の過去問
平成26年度
栄養学 問19

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問題

調理師試験 平成26年度 栄養学 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

「食事バランスガイド」に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 食事を5つに区分している。
  • コマの一番上は主菜である。
  • 1サービング(SV)は、「1個」と表現する。
  • 区分に、果物は含まれていない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は(1)です。

食事バランスガイドは、食事の望ましい組み合せと量をこまのイラストで示したものです。
5つのグループに分かれ、上から「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」です。
グループごとに「1つ」の目安となる量があり、SV(サービング)という単位で数えていきます。上にあるグループのものほど、SVが大きくしっかり食べる必要があります。

① 主食は、炭水化物であるご飯、パン、麺類などを材料とする料理です。

② 副菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維を含む、野菜、いも、大豆を除く豆類、きのこ、海藻などを材料とする料理です。

③ 主菜は、たんぱく質である肉、魚、卵、大豆や大豆製品などを材料とする料理です。

④ 牛乳・乳製品は、カルシウムを含む、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを材料とする料理です。

⑤ 果物は、ビタミンC、カリウムを含む、りんご、みかん、バナナ、ももなどがあります。

したがって、

(1)正解です。食事を5つのグループに区分しているものなので、正解です。

(2)誤りです。こまの一番上は「主食」です。

(3)誤りです。1SV(サービング)は「1つ」と表現しています。

(4)誤りです。「果物」は一番下のグループに区分されています。

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02

正解は 1 です。

食事バランスガイドとは、厚生労働省と農林水産省が、国民の健康作り、生活習慣病の予防、食料自給率の向上を狙って作成されたイラストです。

イラストでは、独楽として描かれています。
水とお茶が軸となり、モチベーションを上げて勢い付けるための紐として菓子・嗜好飲料が表現されています。
そして、独楽本体は上部が大きく、下部に向かって収束した円錐で、5つの層に分かれ、5つの料理区分とし、「つ(SV)」という単位を用いて、一日に摂取する料理の組み合わせとおおよその量をあらわしています。また、表現されている総エネルギーは、成人を対象として「2200kcal±200kcal」となっています。

以下に5つの料理区分を書きます。
上から
「主食(ご飯、パン、麺)」5~7つ(SV)
「副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)」5~6つ(SV)
「主菜(肉、魚、卵、大豆料理)」3~5つ(SV)
「牛乳・乳製品」2つ(SV)
「果物」2つ(SV)

試験では、どこが作成したのかや、その狙い、バランスガイド上での料理区分の位置がよく問われます。

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03

食事バランスガイドは、国民の健康づくり、生活習慣病の予防や食料自給率の向上をねらいとして、厚生労働省と農林水産省から平成17年に示されました。

バランスが悪くなると倒れてしまうこと、回転することによって安定する(運動も必要)ことを表す「コマ」の中に、1日のうちに何をどれだけ食べればいいかの目安を1SV(サービング)または1つの単位で示しています。   (3 ×)
また、コマの軸の部分は水・お茶になっています。

コマは上から、以下の5つに分けられています。(1 ○)

 主食(5〜7SV)      (2 × 主菜は3番目)
 副菜(5〜6SV)
 主菜(3〜5SV)
 牛乳・乳製品(2SV)
 果物(2SV)       (4 ×)

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