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調理師の過去問 平成26年度 栄養学 問23

問題

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無機質に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
   1 .
カルシウムは、骨に多く含まれている。
   2 .
リンは、骨に多く含まれている。
   3 .
鉄は、血液に多く含まれている。
   4 .
ヨウ素は、肝臓に多く含まれている。
( 調理師試験 平成26年度 栄養学 問23 )
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この過去問の解説 (4件)

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正解は(4)です。

(1)カルシウムは、体内に最も多く含まれる無機質です。ほとんどが骨に貯蓄されています。残りのごく少数のカルシウムは血液中や筋肉中にあり、神経の伝達や心筋の収縮、血液の凝固作用など重要な働きをしています。

(2)リンは、体内でカルシウムの次に量が多い無機質です。そのうちの約80%が骨や歯に存在しています。残りの約20%はいたる所の細胞で利用されています。

(3)鉄は、血液中にある赤血球のヘモグロビンの原料になります。人間の体の鉄の約60%はこのヘモグロビンにあります。残りの約40%は肝臓や脾臓、筋肉中などに蓄えられています。

(4)問題はこれが正解です。ヨウ素は、甲状腺で甲状腺ホルモンの原料になる無機質です。ヨウ素は吸収されると、甲状腺に集まって貯蔵されます。甲状腺ホルモンは新陳代謝や成長・発育を促進するホルモンで、非常に重要なはたらきをしています。
肝臓にあるヨウ素の量は、非常に少ないです。

付箋メモを残すことが出来ます。
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無機質に関する記述については以下の通りです。

1.カルシウムは、骨に多く含まれている(○)
  カルシウムは、骨や歯に99%含まれており、残りの1%は体液や血液中に存在しています。骨や歯の構成・血液のph維持・筋肉収縮・神経鎮痛など多くの調節機能に関わっています。

2.リンは、骨に多く含まれている(○)
  リンは、85%がカルシウムと結合して骨や歯に含まれています。残りは核酸やリン脂質などの成分として細胞内外に存在しています。細胞内外の浸透圧の調整に深く関わっています。

3.鉄は、血液に多く含まれている(○)
  鉄は、60~70%がヘモグロビン、10%が筋肉に存在し、残りは肝臓などに貯蔵されています。吸収率が低く、ビタミンCやたんぱく質ととると吸収が高まりますが、タンニンは鉄の吸収を阻害します。

4.ヨウ素は、肝臓(× 甲状腺)に多く含まれている。

  ヨウ素は、ほとんどが甲状腺にあり、甲状腺ホルモンの成分として、たんぱく質の合成やエネルギー代謝などに関与しています。

本設問は誤りを選ぶので、正解は4になります。

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正解は 4 です。

ヨウ素は、成長期の間は成長を促し、成人してからは基礎代謝を盛んにする働きがあります。
体内では甲状腺ホルモンに分布します。
主な供給源は海藻類です。
欠乏症上は甲状腺腫、甲状腺肥大、肥満、発育不良などがあります。

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正解は④です。

1つずつ解説します。

①カルシウムは99%が骨に存在します。残り1%が非常に重要な働きをしています。心臓や筋肉の収縮、神経の伝達のために使われています。摂取量が足りなければ、貯蔵庫である骨から毎日必要量溶け出すことになります。

②リンはカルシウムと密接な関係にある栄養素で、80%が骨に存在しています。残り20%はATP産生、核酸及び細胞膜の構成成分として全身で使用されています。しかしカルシウムとは異なり、近年ではリンの過剰摂取が問題視されています。

③鉄は血液中の赤血球(ヘモグロビン)の主成分で全体の60~70%が使用されます。残りは筋肉や肝臓での貯蔵に加え、全身の細胞内にも含まれ、全身の健康を保っています。

④ヨウ素はそのほとんどが甲状腺に存在し、甲状腺ホルモンの主原料となります。甲状腺ホルモンは新陳代謝を促し、子供では成長ホルモンと呼ばれ、なくてはならないホルモンです。

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