調理師の過去問
平成27年度
公衆衛生学 問12

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問題

調理師試験 平成27年度 公衆衛生学 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

疾病予防の分類における第2次予防に該当するものとして、正しいものを一つ選びなさい。
  • インフルエンザの予防接種
  • 禁煙
  • 特定健康診査
  • 手術後のリハビリテーション

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この過去問の解説 (5件)

01

正解は 3 です。

 疾病予防には3段階があります。これらは第一次予防、第二次予防、第三次予防と呼ばれています。

・第一次予防 疾病予防のために、疾病の危険因子であるリスクファクターを取り除くことをいいます。適度な栄養や運動、休養を取り入れ、健康増進や健康教育を施すことです。

・第二次予防 早期発見・早期治療のための定期健診や集団検診のことです。

・第三次予防 死亡からの回避や機能回復のための、治療やリハビリテーションのことです。

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02

正解は3です。
疾病予防は3つに分類されます。
第一次予防…健康増進、疾病予防、特殊予防
第二次予防…早期発見、早期措置、適切な医療と合併症対策
第三次予防…リハビリテーション

問題の選択肢をそれぞれ分類すると、
1.インフルエンザの予防接種=第一次予防
2.禁煙=第一次予防
3.特定健康診査=第二次予防
4.手術後のリハビリテーション=第三次予防

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03

疾病予防の分類に関する記述は以下の通りです。

疾病予防は、
 疾病を未然に防ぎ
 病気の進展を遅らせ
 再発を防止する予防医学であり
以下の3つに分類されます。


 第一次予防:健康増進、疾病予防、特殊予防
  生活習慣や生活環境の改善(2.禁煙)、健康教育による健康増進、予防接種による疾病の発生予防(1.インフルエンザの予防接種)など、病気の発生を未然に防ぐ。

 第二次予防:早期発見、早期対処、適切な医療と合併症対策
  検診等により疾病や障害を早期に発見、治療や健康指導などにより重症化を防ぐ。(3.特定健康診査 ○)

 第三次予防:リハビリテーション
  保健指導やリハビリテーションによる機能回復と社会復帰支援、再発の防止。(4.手術後のリハビリテーション)

本設問は第二次予防を選ぶので、正解は3となります。

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04

正解は「3」です。

疾病予防は、3つの段階で構成されています。

「第一次予防」…病気にならないように、健康者に対して病気の元となるものを回避し、健康増進を図る事をいいます。(健康増進、疾病予防、特殊予防)

「第二次予防」…病気の早期発見や治療を行い、重篤にならないよう対策を練る事をいいます。(早期発見、早期措置、適切な医療と合併症対策)

「第三次予防」…病気の再発防止、後遺症予防やリハビリテーションを行い、社会復帰支援をする事をいいます。(リハビリテーション)

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05

正解は3です。

治療なのに予防という言い方が混乱を招きやすいです。これ以上の疾病の進行を「予防」すると考えると理解しやすいです。

第1次予防ー健康増進、疾病予防、特殊予防(予防接種など)ー疾病未満で疾病に感染、移行しないように指導などを行う予防です

第2次予防ー早期発見、早期対処、適切な医療と合併症対策ー早期に治療や指導を行い、疾病、傷害の進行、重症化を予防する

第3次予防ーリハビリテーションー回復期の治療の過程において、機能回復のためのリハビリテーションや社会復帰訓練、再発予防です

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