調理師の過去問
平成27年度
調理理論 問46
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問題
調理師試験 平成27年度 調理理論 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
炒め物調理に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 高温短時間加熱のため、ビタミンAの損失は少ない。
- 高温短時間で均一に加熱できるので、大量調理に最適である。
- 一般に、野菜などの植物性食品はかたく、動物性食品はやわらかくなる。
- 用いる油脂量は、おおよそ材料の30%が適量である。
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この過去問の解説 (4件)
01
誤り部分の正解を記載します。
②高温短時間で「均一に加熱できない」ため、大量調理には「工夫が必要」である。
③一般に、野菜などの植物性食品は「柔らかく」、肉などの動物性食品は「固くなる」。
④用いる油脂量は、おおよそ材料の「3~5%」が適量である。
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02
1.高温短時間加熱のため、ビタミンAの損失は少ない。 〇
ビタミンAは、加熱調理による損失が少なく、油脂と一緒に取ると体内への吸収率が高まるので、炒め物に向いています。
2.高温短時間で均一に加熱できる(× できない)ので、大量調理に最適である(× 工夫が必要である)。
大量調理では野菜から水が出て蒸し煮の状態になりまた、均一に加熱するには炒め時間が長く必要となります。下茹でや油通し、水切り、少量短時間など、様々な工夫が必要となります。
3.一般に、野菜などの植物性食品はかたく(× やわらかく)、動物性食品はやわらかく(× かたく)なる。
高温短時間で加熱されるため、動物性食品のたんぱく質が固まり固くなります。野菜は強火で細胞壁が分解し、水分が流出して柔らかくなります。
4.用いる油脂量は、おおよそ材料の30(× 3~5)%が適量である。
水分が多い野菜などは3%程度、肉魚は5%程度、中華料理は10%以上が概ね適量です。
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03
ビタミンAは、加熱調理による損失が少なく、脂溶性なので炒め物にする事で消化吸収が良くなります。
その反面、光と酸素には弱いという特徴があります。
2…炒め物において、大量の具材を炒めると均一に加熱する事が出来ない為、工夫して調理する必要があります。
3…一般に、野菜などの植物性食品は炒めると「やわらかく」なり、肉などの動物性食品はタンパク質変性の為「かたく」なります。
4…炒め物に用いる油脂量は、5%前後が最適といわれています。この数値は、炒めるものの種類や料理の種類により多少前後します。
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04
1.ビタミンAは加熱調理による損失が少なく、さらに油脂と一緒に摂ることで体内への吸収率が高まります。
2.大量調理では均一に加熱することは難しいです。また、野菜などから出た水分が蒸発しにくく、蒸し煮のような状態になりやすい。
3.一般に植物性食品は柔らかく、動物性食品はかたくなります。
4.炒め物の油脂の最適量は、食材の重さの5%です。
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