調理師の過去問
平成28年度
栄養学 問17
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問題
調理師試験 平成28年度 栄養学 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
人体を構成する成分に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 人体は、酸素、炭素、水素、窒素の4元素のみで構成されている。
- 体重に占める割合は、脂質より糖質の方が高い。
- 体重に占めるミネラルの割合は、約25%である。
- 体重に占める割合が最も高いものは、水である。
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この過去問の解説 (3件)
01
(1)× 「4元素のみ」ではありません。元素は29種類です。
(2)× 糖質より脂質のほうが多いです。
たんぱく質>脂質>糖質 です。
(3)× ミネラルは約5%しかありません。
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02
×(1)人間の体は29種類の元素で構成されています。
ですが、人体の構成元素の約99%は4種類の元素で作られているので注意しましょう。
×(2)糖質より脂質のほうが多いです。
成人の体は、およそ
水ー60%〜70%
たんぱく質ー15%〜20%
脂質15%
ミネラル5%
糖質ー2%
ビタミンなどー微量
で構成されています。
×3)ミネラルが人体に占める割合は約5%です。
○(4)成人の体の6割は水です。人間は赤ちゃんの頃がもっとも水分量が多く、高齢になるにつれ、水分は減っていきます。
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03
人体の大部分は水なので、水素原子が半分以上を占め、次いで多い方から酸素分子、炭素分子、窒素分子となっています。
この4種類の元素で人体に占める割合が98.9%となり、残りの25種類は合わせても1.1%ほどしかないので、そちらも合わせて覚えておくとよいでしょう。
(2)誤り。体重に占める割合は糖質より脂質の方が高いです。多い方から
水分
タンパク質
脂質
ミネラル
糖質
ビタミンなど
という順番になっています。
(3)誤り。ミネラルが占める割合は5~6%です。
ミネラルは人の体内で作ることができないので、食事からとる必要があります。
(4)記述の通り。水分は人体の60~70%を占める大変重要なものです。
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