調理師の過去問
平成28年度
食品衛生学 問27
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問題
調理師試験 平成28年度 食品衛生学 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
食物アレルギーに関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
- 食物アレルギーは、直ちに対応しないと生命にかかわる重篤な状態もある。
- そば、落花生による食物アレルギーは、症状が重い。
- 食物アレルギーは、果物が原因で起こることはない。
- 食物アレルギー発症予防のためには、原因物質(アレルゲン)となる食品を摂取しないようにする。
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この過去問の解説 (4件)
01
食物アレルギーは果物でも起こります。
(りんご、オレンジ、桃、キウイ、メロン他)
(1)×アナフィラキシーショックを起こすと、
血圧の急低下、呼吸困難など命に関わるアレルギー反応を起こすこともあります。
(2)×そばや落花生による食物アレルギーは、症状が重くなることが高いです。
(4)×当然ながら、アレルギー反応を防ぐには、アレルゲンに接触しないことが基本です。
このように(1)(2)(4)は「誤っているもの」ではないので、選択しません。
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02
更に、アナフィラキシーの中でも血圧低下や意識障害などのショック状態にあるとき、「アナフィラキシーショック」と言い、命に係わる危険性が高いので、大至急対処する必要があります。
(2)記述の通り。そば、落花生はいずれもアナフィラキシーショックを起こす代表的な原因食物です。
(3)誤り。食物アレルギーは、果物が原因になることがあります。
多い順に、キウイフルーツ、リンゴ、桃、メロン…などが続きます。
(4)記述の通り。アレルゲンとなる食物を摂取しない、接触しない、が大事です。
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03
2、設問文通り。そば、落花生でアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
そばは、ゆで汁にも反応する場合もあるので、うどんとそばを同じ鍋や釜で茹でる場合は、うどんでもアレルギー症状を起こす場合があります。
また、落花生を使用するジーマーミ豆腐など落花生が含まれているかどうか名前から判断できない料理には注意が必要です。
3は、誤りです。
果物内に含まれるタンパク質に反応してアレルギー反応を起こすこともあります。
4、設問文通り。アレルギー発症を予防するためには、アレルギー原因物質を摂取しないことが重要です。
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04
選ぶべき選択肢は(3)です。
果物でもアレルギー症状は生じます。
(1)(2)(4)はそれぞれ正しい記述です。
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